ピヨピヨ釣日記 (2025.9.3 娘の体育の授業の一環としての阿寺川詣で!)

フライフィッシング

 防人が家でゴソゴソ釣りに行く準備をしていると、気配を感じて振り返ると娘の視線が注がれていた。「一緒に行くかぁ!」と声をかけると、まんざらでもない感じである。まあ、娘も体調が悪化して(アトピー)長期で家に帰ってきているのだが、ずーっと家にいるのも退屈してしまうだろうから娘の体育の授業と称して二人で川に出かけることにしたのだった。そうなると、水がきれいで、河原があり、木陰で気持ち良い場所でなければ意味がない。当然、未知な川なんてもっての外だし、魚優先・釣り優先で考えるわけにもいかない。防人個人として色んな川に行きたいタイプなのであるが、このような時は勝手知ったるホームグランド的川に限る。水がきれい…となると、これは『阿寺ブルーで知られる木曽川水系阿寺川』しかないと思った(根尾川水系能郷谷も思い浮かんだが、ここはあまりに最近トクチンと訪れたばかりだ)。ここは30年以上前から訪れているし、今年も五月に中さんと入渓しているまさにホームグランド中のホームグランドだ。まあ、最近はなんだかとても人気らしく、ハイキング、サイクリング、ドライビングの人々が大勢訪れて、中流域にあるキャンプ場は満杯状態。昔は閑散としたキャンプ場に車を止めて、上流部を釣りあがったものだが、最近はキャンプ場を避けて、より下流の領域でばかり釣りをしている。

 入渓して最初の大場所は空振りに終わり、一つ上のポイント(写真の左側の流れ)に毛バリを流すとアマゴちゃんが元気よく飛び出してきた。防人が釣りに夢中になっている間、娘は水浴びしたり、河原を歩いたり、木陰で読書したり…。
 きれいなアマゴだぁー。ただ、なんだかよくわからないけど、昔の阿寺アマゴ(パールマークがエメラルド色)とはなんだか違うような気がしてならないのだけどね。このアマゴちゃん以外に二度アタリがあったけど、ライン処理の粗雑さで合わせ損なった。未熟。
 「昼飯はまだかッ」と訴えかけてる来る娘の背中。急遽、釣り師からランチシェフに転職して、そそくさと昼飯を作り始める防人であった。
 ランチの準備をしながらふと上を見上げると、去り行く夏を惜しむような青い空(タスマンブルー?)、白い雲(フジホワイト?)、濃緑の葉っぱ(ブロンズグリーン?)。
 昼飯の背後には熊スプレーも!この木曽の谷にも熊は出没しているようだ。この日、なんと中津川の街中でも熊被害が発生したらしい。遊漁券を買ったディリーヤマザキの店員さんから「熊に気を付けて」とも言われた。
 阿寺川からは12時半くらいにあがって、その後は19号で中津川、県道6号、国道257号で苗木、県道408号で蛭川に向かっている途中、熊かッ!と思ったらニホンカモシカに遭遇。その後の県道408は険道408となってさきもり号の前に立ちはだかった。
 険道408号の蛭川峠。道幅はディフェンダーと同じぐらいの感じがする狭いクニャクニャが続く。しかもあまり退避場所がないので対向車が来たら嫌ぁーな感じがする道だ。狭い場所の写真は撮れなかった。残念。
 県道408で中野方町へ。そこから県道402号に入り、日本の棚田100選に選ばれている坂折棚田へ。さきもり号の右奥の山は、去年登った笠置山である。その時の帰路でもここを通ったなぁー。
 そろそろの収穫を迎えてお米の稲穂が垂れている(防人の稲穂はいまだ垂れる気配なし)。この時期の棚田はことのほか美しい。去年ここを通った時は晩秋だったので、稲は刈り取られていて、冬の気配が漂っていて寂しい感じだったが。
 408号、402号とクニャクニャの険道を果敢に攻めてご機嫌のさきもりちゃん。ただ、最近は右側の写真しか無いような?左側は負傷していますからなぁー。今週末、車検と合わせて3週間くらいの入院が決まっているさきもり号であった。
 県道402号から県道353号を走り、国道418号線で215メートルの高度からのバンジージャンプ(1回2万8千円)場所を素通りし、八百津から川辺町を経てフルーツ大福の養老軒へ。ここに来るために、中津川からわざわざ谷筋を変えてクニャクニャ来たわけである。
 娘はカプチーノ大福(これも美味しい)、防人はイチジク大福(写真)を食す。感想とては、イチジクを大福化するといまいち味がボケてしまう感じがする。やっぱり、本家本元のフルーツ大福(イチゴ、バナナ、栗、あんこが入っている)が一番おいしいと思ってしまうのだった。

 阿寺渓谷には9時30分くらいから12時30分くらいまで滞在し、その後は「国道41号線沿いのフルーツ大福で有名な『養老軒』に行くかッ」ということになって、木曽川沿いの国道19号線から国道418号線を経て飛騨川沿いの国道41号線(川辺町辺り)を目指すことに。この国道418号線は恵那から名古屋に向かう途中の武並という所から入り込むことができるのだが、分断区間があり不便なので、中津川から県道408、402、353を使いクニャクニャと走り続け、分断後半区間に入り込むことに(分断区間を迂回するより、この方が大変だけどね!)。途中、険しい峠越えあり、棚田アリ、ニホンカモシカ遭遇あり、イチジク大福食せたし、…、と盛りだくさんの帰路ドライブを楽しむことができたのだった。また、明日から(もう今日かッ!)仕事頑張りますかなぁー。

《追記》それにしても険道408号線はすごかった。確か、蛭川村地内に突入して和田川という川を渡り、少し行ったところだった思うのだが、それまで二車線のきわめて走りやすかった道が、T字路みたいなところにぶち当たってしまう所がある。「アレれッ!408号線が消えたぞ」と錯覚してしまい、しばし呆然として、しかしよーく見ると、直進方向に細い畑仕事用というか、民家に入っていく用というか、なんだか今までの二車線道路とは明らかに異なる、しょぼい、細い道路(あぜ道⁉これは言い過ぎか!)がまっすぐ続いていることに気が付いた。「まっ、まさか、これが県道408号線????」と思い少し踏み込んでみると、ディフェンダーの幅とほぼ同じサイズの道がその後も一応は続いているようだ。不安になりナビ画面にして位置を確認すると、まぎれもなくさきもりちゃんは県道408号線上に存在していたのである。この十字路こそが中津川方面から険道408号線への入り口だったのだ(健道408号線としては国道257号線から別れることになるが、ここは二車線から二車線に入るだけなので違和感は全くない)。この十字路以降は蛭川峠を越えて中野方町に入り込むところまで、離合困難、待避所ほぼなし、ガードレールなしが永遠と続くわけで、なかなか大した険道なのである。ディフェンダーの車幅感覚を養いたのであれば、最高の特訓場所であるとは思う。まあ、いづれにしてもこの『死の十字路』を越えるときは覚悟して踏み込んだ方がよいことは間違いのない事実である。

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