Defender 夏タイヤから冬タイヤへ!それにしてもディフェンダーのタイヤは重すぎだぁー!

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 また、この時期がやってきた。夏タイヤから冬タイヤへの交換のことである。最近、この半年ごとのタイヤ交換は大事なことと思っていて、交換後、これから半年間休眠するタイヤ君たちをごしごし洗って、きれいな状態にしてからしまうと長持ちするのではないかという妄想に駆られているからである。更にはきれいになったホィールを見ることは達成感があり、この洗浄作業に生きがいを感じてもいるのだ。しかしッ!ディフェンダーのタイヤは重い。これをさきもりちゃんに積んで、レイブリックに持っていき、交換してもらって、その後、家の庭に並べてごしごし洗って、乾燥させて、袋にくるんでしまう作業は重労働であり、半日以上の時間がかかってしまう。とても年取ってからではできるものではない。防人はこの日のために、通勤は自転車、その途中で懸垂、腹筋やストレッチをして体を鍛えているのだ。何もしていない人がディフェンダーのタイヤ運搬したなら、ぎっくり腰必至である。よい子は決して真似をしないように(お金持ちの子はカネで解決するようにね!)。

 いつものようにレイブリックに登場したさきもりちゃん。しかし、今日は彼女の交換作業を見守ることはしない。
 やってきたのはレイブリックの近くにある、IMOM COFFEEというところ。以前から気になっていたのだ。
 店内は開放的で、天井には北欧照明のアーティチョークがぶら下がっていて、独特な光の演出がなされいた。
 店内ではコーヒー豆の焙煎も行っていて、豆を購入することもできる。
 今回はクリスマスブレンドというのを注文してみた。酸味が少なめで、ほのかな甘みがあって、防人好みに振れていて最高のコーヒータイムだった。
 30分ほどして戻ってみたら、すでにさきもりちゃんの冬支度は終了していた。さーて、これから家に帰って、夏タイヤをゴシゴシしますかな。
 ジムニーのタイヤで説明しよう。黄色矢印が"リム径"だ。慣習的にインチで表示される。ジムニーの場合は16インチだ。また、青矢印がサイドウォールの高さだ。以下の説明の参考にしよう。

 ディフェンダーのタイヤを眺めると、

\[255/70R18 \, 116H \]

と表記されている。これは一体何なのだ?

●\(255\) これはタイヤの幅\(W\)のことである。ディフェンダーの場合\(W=255\)mmである。

●\(70\) これは扁平率\(\eta\)のことであり、定義はサイドウォールの高さ\(H\)《上記ジムニーの写真の青色矢印の所》をタイヤ幅\(W\)で割ったパーセンテージのことである。すなわち、\(\eta=\frac{H}{W}\times100 \)だ。ディフェンダーの場合、\(\eta=70\)なのでサイドウォールの高さ\(H=\frac{70}{100}\times255=178.5\)mmである。

●\(R\) これはラジアルタイヤであることを意味している。

●\(18\)はリム径でありインチで表示されている。\(1\)インチ\(2.54\)cmである。以上のことからディフェンダーのタイヤ半径\(r\)が分かる。

\[r=\frac{18}{2}\times2.54\times10+178.5=407.1mm\]

なので、直径は2倍して\(814.2\)mmとなる。これより周長\(s\)は

\[s=2\pi r=2\pi \times 407.1=2556.6mm\]

となる。つまり、ディフェンダーの場合、タイヤが一回転すると約\(2.56\)メートル進むということだね。

●\(116\) これはロードインデックスというもので、タイヤの耐荷重を現す。ディフェンダーのタイヤの場合”116”は最大許容荷重が1285㎏であることを表している。数値を見ただけでは耐荷重はわからなくて、対応表で確認することになる。タイヤを変更する場合(タイヤカスタムだぁー)、このロードインデックスの値が下がることがあってはならない。

●\(H\) これは最大許容スピードが210㎞/hであることを現す。ディフェンダーのスピードメーターは240km/hまでなのであるが、現実はそんなに出さないから多少低い値のタイヤを装着しているということか。

 ディフェンダーとハスラーだと大きさの違いが甚だしいね。ハスラーのタイヤだと片手で持ち上げることもできる。
 ハスラーに装着されていたブリヂストンのバルミナである。スタッドレスはブリザックVRX3である。ほとんど使っていなかった。

 今年の4月に、わが社の女帝殿の旦那様のジムニーが納車され、それまで乗っていたハスラーを下取りに出したのだった。その時、冬タイヤも下取りしてもらおうとしたのだが、ディラーでは無料での引き取りとのことだったらしいので、

「それなら、中古カー用品屋とかメルカリで売った方が良いのでは」

と進言したら、

「それなら、防人さんやってくださいよ」

ということになってしまった。今年の10月~11月にかけて、名古屋市の中古タイヤ屋さんを回って下取り価格を聞いてみると、安いところで4本で6000円、高いところで1万円で、看板に”高価買取”なんて書いてあるけど、「あれは偽りだな」と痛感し、腹も立ったのでメルカリで売ることに。まず、中古タイヤ屋さんを巡り、ネットのタイヤ価格を調べ上げ、ランドローバー京都のN美さんに相談し、いろいろと市場調査しているとだんだん適正価格が見えてきて、5万円で売りに出したところ、一週間以内に購入申し込みが入って売ることができたのだ。女帝殿たちはディラーで14~5万円で購入したらしいので(ディラーで買うとはお金持ちだなぁー。因みに、さきもりちゃんのスタッドレスタイヤはヤフーオークションでホィール付き4本で8万円で購入できたのだった。これはてんぷらさんのおかげだ)、中古タイヤ屋さんだと10分の1以下の価格で買い叩かれることになる。まあ、店までもっていけば、後はお店がすべてやってくれる訳だから手間を考えると1万円でも十分な額なのかもしれない。中古タイヤ巡りやネットを調べたりする手間、タイヤを女帝殿の家から運搬し、それを梱包し送る手間なんかを考えたら、ディラーで引き取ってもらったり、中古屋さんに安く売るのもアリなのかもね。ただ、ハスラーのタイヤは極めて軽く、片手でバイセップカールトレーニングできてしまうレベルなので、運搬は極めて楽ちんだった。因みに、タイヤの表示はハスラーの場合、

\[165/60R15 \, 77H \]

であった。\(77\)は荷重上限が412㎏を表している。それでは諸君、ハスラーの場合のタイヤ半径、タイヤ周長を計算し、1㎞走る間のディフェンダーの場合のタイヤ回転数とハスラーの場合の回転数の比を求めよ。なーんてね😉!

《追伸》この日記を書いたのはタイヤ交換の翌日だ。体中の筋肉が痛くて、特に腰が、ギックリ気味だぞぉー😰!

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