三重県甲賀の和田城に、トクチン(我が息子)、さきもりちゃん(我が家のDefender90)と僕の三人(二人と一台か)で向かっていた時のことだった。
和田城のことはこちら→Cafe Lagrange晴耕編和田城
昼飯を鈴鹿市のまこと屋というラーメン屋さんで食べ終わって、我がさきもりちゃんに乗り運転を開始してすぐ、室内に異臭が漂い始めた。納豆のような畑の肥料のような匂いである。しかし、周囲は街であり畑はないし、窓を開けると匂いは薄らぐので明らかに室内の匂いである。ヒーターをつけていたので、吹き出し口とかフィルターが劣化して変なにおいを放っているのか。しかし、我がさきもりちゃんはこの当時、購入してまだ3カ月未満である。もし、これらが原因ならランドローバー京都のM田氏に文句を言わなくてはならんぞ!ということで、車を停車して調査開始。



トクチンも動員して、左右の吹き出し口に鼻を近づけて匂いをクンクン嗅ぐが、正常なにおいである。


フロントガラスの足元の中央の吹き出しから異臭はしない。残るは足元だが、僕側は匂わないので、
「トクチンの方だどうだ!」
クンクンクン…
「アッ!」
息子の叫び声に
「どうした?」
「…」
「何があった?」
「僕の足からだ」


つまり、こういうことである。朝出発するときは新しい靴下で乗り込んで、そのまま靴は履かずに車に乗っていたので問題なかったが、昼飯で、ラーメン屋さんにいる間に、息子の靴の中で発酵が促進。食べ終わって車に乗り込み、靴を脱いだところさきもりちゃんの温風がじかにトクチンの靴下に吹き付け、それが触媒となり化学反応が発生し、メタンガス、硫化水素などの有害物質が発生…、ということのようだ。もし、M田さんに文句を言おうものなら、
「ランドローバー京都として総力を挙げて調査しました結果、ご子息の靴下の匂いであることが判明いたしまして、当社に落ち度は…」
なんていう報告書を受け取ることになったら、恥ずかしくてそれ以降出入りできなくなっただろうね。最近、トクチンとの登山帰りに似たような匂いが漂うことが頻発していたのはこのためだったのか。
今回の事件を受けて、僕の頭に思い浮かび、妄想が日々拡大しているものが、ランドローバーの「サイドマウントギアキャリアー」である。
これは最初取り付けるつもりでいたが、見た目上のノイズになるかもしれないということでやめた経緯があった。しかし、今回の事件をきっかけに、汚れたものなどは室内ではなくこのギアキャリアーに入れて運搬すればよいということを痛感したのである。ただ、今回の場合、息子の靴下と靴をこのギアキャリアーに入れて運搬するのか、息子自体を入れて運搬するのか判断が難しい。
ということでこのサイドマウントギアキャリアーを、一年点検の時にランドローバー京都で取り付けてもらうか、それとも、Powerfulukなどで購入して、自分で取り付けるか!自分でやる場合はドリルでさきもりちゃんに穴をあける必要があり、それが怖くて今のところ躊躇しているのだが、なんか、自分でやってみたい気がしているのだが、M田さんどうですかね。アッ、でも奥さんがOKしてくれるかどうかという大問題が残っていた。息子の靴下を運搬するためだけにこれを装着するというのでは許しがもらえそうもないなあ。何かいい案はありませんかね。M田さん。
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