Defenderピヨピヨ日記(NO61 お花見2025年 名古屋桜ロードポタリング)

Defender購入後日記

 それにしても3月初めの実家の5日間の片付け、その後、二日間の奥さんの両親との温泉旅行、それ以外の日も用事が立て込んでいて、毎日慌ただしく動き回っていた3月の初めであった。そうしたところ、3月10日頃から微熱が出始め、それがなかなか収まらず、3月期の仕事が忙しい時期に突入してしまい、時に高熱になったり、ヘルペスが出たり、口の中が異様に痛くなり歯磨きやカツを食べる度に激痛に悩まされたり、…ともうヘロヘロの状況だった。普段は毎日ブログいじりをしているのだが、この期間(2月28日~3月14日)は全くブログをいじらない、と言うよりPCの電源をオンしない日々が続いた。この衰弱した状況のため、休みの日も出かける意欲もなく家でひたすら大人しくし続けていたのだが、3月23日にはさきもりちゃんとドライブにでも行こうかと言う気分になり、高校入試が終わったトクチンを連れ出したのだ。

「まあ、桜はほとんど咲いていないと思うけど、その分花見客でごった返すこともなく、のんびり花見ができる。このような時期に狙いをつける僕はなかなか賢いよね」

と奥さんに我が着眼点の良さをアピールして家を出発したのだったが・・・。道中、五条川などの桜の名所を通過するときに見える桜の木々には全く桜の花は見られず、しっかりとつぼみの中にその姿を閉じ込めている桜たちばかりであった。

「ムムムッ、チト早すぎたかいな」

とつぶやくと、トクチンは

「名古屋の一部でかろうじて開花しただけらしいよ」

てなことを言うものだから、犬山方面が咲いているはずがない。こうなったら犬山の”炭焼き弁当 たまご屋”でお弁当買ってそれを食することに主題を移すしか方法がない。お弁当屋さんに行ってみると、店長さんは自分の所のお弁当が総菜・おべんとうグランプリ優秀賞に輝いたことがたいそう嬉しかったようで、饒舌で、「千ぐらいの応募の中から、60くらいしか選ばれないのですよ」と言っていた。であるなら、防人は優秀賞に輝いたお弁当を選ぶしかないなと思い、早速それを馳走になることにした。トクチンは相変わらず、いつでも、どこでも唐揚げ弁当だ。買い終わった後、さきもり号でウロウロしていると、新郷瀬川沿いに、終盤を迎えた河津桜が咲いているところを見つけたので(対岸には桜の木々があるが、全く咲いていなかった)、そこにさきもりちゃんを停めて、トクチンと昼飯タイムにしたのだった。飯後は、鵜沼、苧ヶ瀬池、ケーキ屋さん、岩倉五条川とドライブしたが、桜は全く咲いていなかった。残念。

 新郷瀬川沿いの河津桜。左奥は本宮山。この日はとても暖かったが、風はやや強めだった。
 これがグランプリに輝いたお弁当。大きな卵焼きがたまらないね。
 手前がトクチンの唐揚げ弁当。
 弁当の準備に夢中のトクチン。

 残念無念で今年の花見ブログを終わってしまってはなんだか悲しい気持ちになるので、一週間後、今度は自転車で、トクチンと娘(信州から自転車で帰って来たので自分の自転車あり)を連ねて名古屋(春日井を含む)桜ロードのサイクリングに出かけたのだった。今回の桜ロードは、

春日井ふれあい緑道⇒上飯田御用水⇒瀬戸電桜並木⇒名古屋城名城公園⇒鶴舞公園⇒山崎川⇒弥冨公園

といった内容。トクチンはサッカー部で鍛えていて、娘は大学のチャリ部だが、オヤジのペースに位相を合わすことが出来なかったのか、帰宅後は二人とも大爆睡。防人もまだまだ若者には負けはせんぞ。

 春日井ふれあい緑道沿いの三つ又公園。むつみ橋からの眺め。
 ふれあい緑道沿いの最もサクラが蜜な場所。八分咲きくらいかなあ。
 この日は良く晴れていたが、気温は低く風もあったので、暖かくはなかった。
 上飯田の御用水沿いに毎年やって来る大福屋さんの前の川の流れと桜。三人でイチゴ大福を買って食べた。
 上飯田の御用水もだんだん広がって行って、もうじき名古屋城のお堀へと注ぎ込む。
 名古屋城ですな。尾張名古屋は城でもつ!名古屋のシンボルであり、多くの花見客でごった返していた。
 大人気の鶴舞公園。それにしてもすごい人だ。これはもはや花見より、屋台目当ての人が大勢押し寄せているという感じだ。防人は人混みが苦手なのだが、娘は屋台めがけてまっしぐらなので仕方なく付き添うことに。
 沢山ある屋台の中から、防人が選んだのは台湾やきそば。鷹の爪のエキスがしみ込んだミンチ肉がめんに絡んでいてとても美味しかった。これは、台湾ラーメンと言う名古屋発祥のピリ辛ラーメンのやきそば版のようである。

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