Defender購入への道程(ピヨピヨ日記17:道草)

Defender購入日記

2022年9月2日金曜日、早朝4:00の目覚まし!飛び起きて、歯磨き、髭剃りを手早く済ませ、お財布にはいつもより余分なお金、2万円ほど多めに入れて、ひっそりと家を出発。いつも通りにファミマで僕の好きなコメダ(名古屋人のソウル喫茶)のコーヒー牛乳を買って、チュチュウ飲みながら高速に乗る。中央道の塩尻分岐ではいつもと違う長野方面に向かい、塩尻で降りて中山道を和田峠方面に向かう。企みは今のところすべて順調だ。

僕は月に1~2回、実家の整理、オヤジ殿(2023年当時93歳)との買い物などのために山梨に通っているのであるが、今回は途中で寄り道しようという魂胆なのだ。中山道(国道142号)に沿ってパジェロを走らせていくと、和田宿、長久保宿、芦田宿、岩村田宿(佐久)、小田井宿、追分宿、…と中山道69次の28番から19番目の宿場町が次々と現れて、運転がワクワクする。もうじき今日の道草場所である、中山道18番宿である軽井沢も近い。

8月26日の90の試乗で、7月には工場で完成したはずの我がディフェンダー90は、まだ海の向こうの波止場で日本への船を待っている状態だという過酷すぎる現実を突きつけられたのだった。名古屋に戻りひたすらDefenderについての四方山話をネット検索して気を紛らわしていると、軽井沢書店とランドローバーがコラボして軽井沢で期間限定営業している”Defender Cafe”が9月いっぱいで終了となることが判明。それなら、今回実家に帰る途中に立ち寄るしかもはや行くチャンスはないと思い、今回の電撃作戦を敢行したのだった。軽井沢が近くなるにつれて心は熱く、気温は低く、財布は厚い。近衛文麿の別荘を過ぎ、しなの鉄道の線路と18号線が平行に走り出して、少し行くとRC造の建物が見えてきて、その駐車場にアイガーグレーのディフェンダー90が姿を現した。「間違いない、軽井沢書店だ!」ドキドキドキ…。「これって、子供の時、おもちゃ屋さん入るときのドキドキと何も変わっていないなあ」と思っていると、「大人の財布を持って、少年の心で旅をしよう!」というレンジニアスのTake Shinodaさんのブログの言葉を思い出す。

TAKE-SHINODA DAIRY→こちら

いつもに比べて2万円余分に入っている僕の財布が大人の財布かどうかはわからないけど、彼の言葉に勇気づけられて今日はディフェンダーグッズを買うぞ!

軽井沢書店の外観は、RC造のモダンな感じであり、モダナイズされたニューディフェンダーの雰囲気とマッチしている。
ディフェンダー90ちゃんがお出迎え。旧型はかっこいいという印象だったけど、新型はカワイイと思ってしまうのは僕だけ?ホィールアーチプロテクションとマッドフラップの雰囲気、90のサイズ感などをしっかりとチェック!

軽井沢書店は観光客が来るというよりは、軽井沢の別荘族(すなわち、お金持ち!)を意識しての本のレイアウトなのかなと思う。園芸、薪ストーブ、輸入高級外車の本、本格フレンチ、イタリアンなどの料理本、…などが並んでいて見ていて楽しいけど、僕の日常とは対極にある世界ばかりだ。

手前は、ディフェンダーの本、レゴブロック、ディフェンダーの模型、バックなどが陳列されている。一番手前には「EPIC NEW LAND ROVER DEFENDER」の本が!写真左奥が通常の書籍コーナー。
ディフェンダーグッズ売り場の周囲にはイスとテーブルが配されてい、そこで自由に読書や仕事?ができる。

入り口から左奥に行くとCafeがあり、タスマンブルーのディフェンダーが描かれたTシャツを着た店員さんが満面の笑顔で接客している。

Defender Cafeの奥には、イラストレーター馬淵寛之氏による「ディフェンダー」のイラストが飾られていて(残念ながら購入できなかったけど)、Tシャツ、トレーナー、ジャケット、帽子などの商品が展示されてる。僕は一年中Tシャツ人間なので、もちろん、ディフェンダーが描かれたTシャツを購入するつもりだ。しかし、値段がなッなんと、7700円!まあ、仕方がないか‼更に、ディフェンダーの絵本「Landy at The Factory」なども買って、オリジナルカップによるアイスコーヒーとカレーパンを注文し遅めの朝飯!

タスマンブルーのディフェンダー!馬淵寛之氏も僕と同じタスマンブルーのディフェンダーが好きに違いないと勝手に思い込む。
タスマンブルーの車体に、ホワイトペイントのスチールホィール、ルーフもホワイト、サイドマウントギアキャリアーも装着して、楽しそうなディフェンダーだ。正に、僕好み。この絵欲しいな。ちなみに、スタッフのTシャツにはこの絵がプリントされていたけど、そのTシャツはCafeで働かないと手に入らないらしい。働こうかな!

コーヒーを飲みながら先ほど買った絵本を読んで、軽井沢書店の雰囲気を堪能していると、思いのほか時間が経過していることに気が付き、後ろ髪を引かれる思いで書店を出発。山梨に向けて運転を開始したのだった。

コーヒーカップにはニューディフェンダーの絵が描かれている。もちろんカップは捨てずに持って帰り、現在も僕の部屋に飾ってある。

追伸 家に帰り奥さんから「Tシャツはいくらだったの」と聞かれ、

「2700円だった」

「えッー!そんな高いやつを買ったノーッ!」

ディフェンダーTシャツの本当の値段は墓場まで持っていくつもりだ。

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