下図のようなシールが貼られていたら皆さんはどうしますか?(これは2023年現在のものであり、その後道路交通法などが改正された場合は異なったことになるかもしれないので、きちんと調べてくださいよ!)

あららッ!何か張られていますね。

近づいてみると"駐車違反”と書かれています。
① シールは剥がして捨てる
② ファッションとしてシールを付けたまま、ディフェンダーライフを楽しむ。
③ シールを付けたまま警察署に行き、反則金を払う。
⓸ シールをはがして、警察署に行き反則金を払う。
⑤ シールをはがして、そのままディフェンダーライフを楽しみ、後日、交通指導課から納付書が送られてきたら、コンビニで反則金を支払う。

正解は④か⑤です(これ以外の選択肢もありますが、世間一般としてはこの二つではないかと!)。
④の場合、警察に行くと運転者として違反点数を減点されて、更に、反則金を支払うことになります。
⑤の場合、使用者として反則金のみ支払うことになります。免許の点数の減点はありません。
ここで、重要なのは”運転者”と”使用者”が明確に区別されているところです。駐禁シールが貼られて40日後くらいに納付書(昔は送られてくることがない場合もありましたが、今はネットでつながっているので100%送られてきます)が、その車の使用者の手元に届きます。そこには以下のように書かれています(黄色下線部注目)。運転者が申し出た場合は違反点数が付与されますが、使用者には違反点数が付与されることがないのです。つまり、使用者としてはお金を納付さえすれば、免許の点数が減点されることはないのです。ゴールド免許の人などは、焦って警察署に行ってお金を払ってしまうと、違反点数も付与され、ゴールドからブルーに降格されてしまいます。私(防人)は去年2022年に一時停止違反により、20年間のゴールド生活に別れを告げたのでしばらくゴールドとは関係ない人間となりましたが…。
とにかく、今回は使用者として反則金をコンビニで納付させていただきました。

職場で色々な人に聞いてみたら、ほとんどの人が④を選びました。みんな⑤の正解もあることを知らないのです。しっかりと勉強しましょうね。それより、駐車違反しないようにルールを守ってディフェンダーライフを楽しみましょうね。
追伸 状況によっては④を選ばざる負えない場合もあるようです。それと、海外でレンタカー借りて、その車で駐禁取られたらどうなるでしょうか?詳しくはてんぷらさんのコメントを!
コメント
防人様こんばんは。
ファッションとしてはウケました(笑)
一度も貼られたことないのですが、⑤が当然の正解ですが、会社の車だと本社に通知がいくから、④を強制的に選択になります。理不尽な世の中・・・
でも海外では貼られてます。罰金は日本まで請求来ます。借りたレンタカー屋でクレジットカード登録するので、そこから徴収されます。日本の免許にダメージ無し。
これは参考になります。なるほど、会社の車の使用者はその会社だから本社に連絡いってしまうのか。会社としても罰金なんて払ってやらないよということだろうし、社員としても、ばれたら出世にかかわると・・・。確かに理不尽ですね。海外の話も聞いたことがなかったので、勉強になりました。