Defenderピヨピヨ日記(NO71 さきもりちゃん初車検終了と伏見稲荷から蹴上までの京都一周トレイル徘徊)

Defender購入後日記

 名古屋から京都に向かうときには毎回滋賀県を通ることになる(滋賀を通らずに行くという野心的なルートもないわけではないが!)。滋賀に入ったと痛感するのは道路に飛び出してこようとする少年がきわめて多くなったと感じる時だ。その少年はいつもどこでも黄色のズボンに赤の上着を着ているのである。本当にいたるところに出没するので、滋賀県内で運転するときは極めて安全運転に努めなくてはいけない。今日(9月14日の日曜日)もこの少年(名前は”飛び出しとび太”君というらしい。東近江出身とか!)に注意を払いながら滋賀県を抜け、ランドローバー京都を目指すのだった。

 でッ、でたぁー!"とび太"君ッ、よいこは道路で遊ばない。公園で遊びなさいッ。

 代車のレンジローバーヴィラール君に給油をして、ランドローバー京都には9時40分ごろに到着した。挨拶もそこそこに、リュックを背負ってショールームを後にした。というのも、今日は京都一周トレイルの一部を歩こうと思っているからである。ショールームを出るとき、M田さんが、

「今からどちらへ」

と聞いてくるものだから、

「これから叡山電鉄と阪急を使って、伏見稲荷まで行こうと思っているんですけどね。そして、稲荷山、清水山(清水寺の背後の山)、東山山頂公園、蹴上まで京都トレイルを歩いて、更には哲学の道を使ってここまで戻ってくるのが効率がいいのかなぁーと思っているのですけどね」

「はぁー、それが効率がいいのかどうか甚だ疑問ですが…、伏見稲荷からここまで明らかに10㎞以上ありますよォ」

「いやぁー、今からワクワクですよ」

「…、お気をつけて行ってらしてください」

《補記》今まで京都一周トレイルとして歩いた個所は以下のようなものである。備忘録として。

◎2022.8.26 蹴上~大文字山~銀閣寺間はDefender90の試乗の時に歩いたところだ。

◎2022.4.10 坂本から比叡山延暦寺、大比叡から比叡ケーブルの終着点より京都一周トレイルに入り、水飲対陣之跡まで歩いている。その後は雲母坂を下り、一条寺下り松を経て、天下一品で昼飯。その後、ランドローバー京都にて契約金の100万円を払い、哲学の道、蹴上と歩いている。

◎2022.1.16 坂本から無動寺明王堂、黒目ケ谷病ダレを経て二ノ鳥居から京都一周トレイルに入りてんこ山~瓜生山~パブテスト病院間を歩いている。この時はジェームズカフェのデミグラスハンバーグをトクチンと食べ、東山堂というところで居合刀を買って、神宮丸太町から電車にて坂本比叡山口まで戻った。まだ、ランドローバー京都に試乗に行く3カ月以上前のことである。

 つまり、今回も含めると、伏見稲荷から比叡山ケーブル終着点までの京都一周トレイルは歩いたとして良いので、今後はケーブル終点駅より北側の北山東部、西部コース、伏見稲荷から伏見桃山までの東山コースなどを歩きますかな。楽しみ楽しみ!

 伏見稲荷に到着しました。駅はそれほど混んでいませんねぇー。
 駅を出た途端、ものすごい人。それも、整理員の人以外はすべて外国人。
 願い事が「通るように」という思いを込めて、または「通った」というお礼を込めて、参拝者から鳥居が奉納され続け、現在でも数が増え続けているのだとか。ここは全国の稲荷神社の総本宮であるらしい。それにしても、こんな急傾斜の場所だったとは思ってもいなかった。
 伏見稲荷の稲荷山からどんどん下り、京都国際高校、その後道を間違えて京都市立日吉ヶ丘高校の脇を通り抜けて、泉涌寺(せんにゅうじ)の東山門にやってきた。ここは皇室の菩提寺であり"御寺(みてら)"とも呼ばれ、皇室の方々が京都に来ると、必ずここをお参りし、更には泊まったりするのだとか。
 民家の間を抜ける風流な京都一周トレイル。住宅街の日吉南道を少し歩いてから、再び、山の中のトレイルへ。
 住宅街の道からいきなり自然豊かなトレイルとなる。今日は湿度高く、絶えず汗だくだく状態であるが、ある意味爽快でもある。
 国道1号線の下をくぐり抜けて、清水寺方面に向かう。この辺りから再び観光客(やっぱり外国人ばかり)が増え始める。
 京都トレイルは清水寺には行かずに、途中から山道に入る。すると、途端に観光客はいなくなったので、ホッとする。
 しばらく歩くと東山山頂公園に到着。途中昼飯スポットがなくここまで歩いてきてしまったので、仕方なくここで昼飯タイム。麓には高台寺、八坂神社がある。
 ランドローバー京都の対面にある"ライフ北白川店"で北海道牛のカルビを購入したので、ガーリックと共に焼き、ワインを回し入れ蒸し焼きに!激ウマでしたぞ。
 山頂公園は山科地区側にあるのだが、その反対側には展望台があって、京都市が一望できる。中央には京都タワーがくっきりと聳え立つ。背後には雨のカーテンが。ここは観光客が多くて昼飯場所には向かなさそうだ。
青蓮院門跡?を過ぎて青龍殿に向かってしまうと(白線に沿ってしまうと)、拝観料を払ってなかを見学するコースとなってしまう。黄色矢印のように手前の分かりにくい草木に覆われたトレイルに入り込むのだ。
 青蓮院門跡からトレイルに入ると、すぐに円山公園に降りる道(人が登ってきている左の道)と蹴上に向かう道(右の水平道)に分岐する。もちろん、右手に向かう。
 粟田山を過ぎると、トレイルは急速に高度を下げていく。終りの方で展望が開けて、都ホテル、銀閣寺、吉田山方面の景色が目に飛び込んでくる。
京別邸竹里軒という賃貸住宅のようだ。一カ月70万円(敷金10万円)で借りることもできるらしい。それにしても、一カ月70万円とは!
 京都は比叡山の良質な水に恵まれていたおかげで、お坊さんの精進料理として豆腐が発展。江戸時代から南禅寺門前の湯豆腐は有名だったようだ。
 哲学の道にやってきた。ここから2キロに渡って銀閣寺までを疎水に沿って歩くことができる。終着点のランドローバー京都ももうすぐだ。
哲学の道から徳川秀忠の娘、和子の菩提寺である光雲時を眺めることができる。非公開だが座禅会などに申し込むと入ることができるらしい。
 ランドローバー京都に到着すると、車検を終え、きれいに洗車されたさきもりちゃんが出迎えてくれた。傷の修理は10月の半ばになりそうだ。
 比叡山を越えていつも立ち寄る坂本の駐車場へ。これから夕方の滋賀県内を運転することになるが、とび太君の飛び出しにはくれぐれも注意して運転しなくてはね。

 ショールームではN美さんと話が盛り上がり、ついつい2時間弱ほど話し込んでしまった。その時、「さきもり号の修理部品の注文ができるようになった」との報告が。着々とサイバー攻撃から立ち直りつつあるランドローバーであった。そんなこんなで修理は10月の半ばになりそうである。

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