世の中には秒で億稼ぐ人もいれば、秒で50万円を失う哀れな男もいるのである。
《追記》その後、ランドローバー京都のN美さんから連絡があり、送ったさきもり号の傷の写真の解析結果から総額100万円レベルになることが判明した。そのため、書き出しは以下のように変更しなくてはいけないな。
⇒世の中には秒で億稼ぐ人もいれば、秒で100万円を失う哀れな男もいるのである。
最近は仕事が忙しいのだが、それにもめげずに自転車通勤を心掛けていた。しかし、日に日に疲れが蓄積してきて、この日は目覚ましで起きられず、防人の目覚まし音で起きてしまった奥さんに起こされたのだった。ヌボーッと起きて、歯を磨き、ヌボーッとシャワーを浴び、自転車で出社(片道20キロ)する気力がないことが明白になったので、さきもりちゃんのリモートキーをポケットに入れて、ヌボーッとさきもりちゃんに乗り込む。エンジンスタートして、少し前進した後わずかにステアリングを左に切り、そこで「はて?、今日使う資料をリュックに入れたかなあ?」と不安になったので車を停めた。そこは道の真ん中だったので、ハンドルを戻してそのまま直線的にバックして車を敷地内に戻し(早朝5時半で通る車なんてないのだから、そのまま道の真ん中でも問題なかったのになぁー!)、リュックを手に取りゴソゴソと確認作業。資料がきちんと入れてあることは確認できたのだが、その時、防人の頭はリセットされ(というかヌボーッとした状態だったのかも)、いつもの定位置にさきもりちゃんが停車されていると思い込み、無意識にアクセルを踏みながらやや前進しステアリングを左に切った。つまり、先ほどと同じ動作を行ってしまったのだ。
ガリガリガリガリッ!
わずか一秒間の出来事であった。

ホィールアーチプロテクションとタイヤ君にイヤーな傷がついていますなぁー。神よぉー、何故にこのような試練をお与えなさいますのか。もうじき車検でお金が出ていくのにぃ―。

ムムムッ!プロテクションが外れてパカパカ状態。走行するととれそうだ。のぞき込んでみると、ポッチがあるのでぱちんとはめ込んでみたら大丈夫な雰囲気。

アレレッ!アルミボディーも凹んでおるぞぉ―。やってまったぁー!(何故か岐阜弁)。旧型ディフェンダーであれば、これぐらいの凹は全然許容の範囲なのかもしれないが。

ドアを開けてみると、プロテクションがパカパカ状態で、ドアの開閉を妨げておるわい。ここもポッチがあるのではめ込んでみたらなんとか元に戻ったズラ(何故か甲州弁)😥。

後方から見ると、こんな感じ。上下でズレてしまっていますがねェー(何故か名古屋弁)。この時点で意識はホィールアーチプロテクション周辺の損傷に行っているのだが、実はサイドステップも損傷していたのである。

タイヤが白くなっているだけかと思い込もうとしていたが、よーく見るとご自慢のホワイトホィールもガリガリ君。どないしまひょッ(何故か関西弁)!
職場から帰宅し、さきもりちゃんの哀れな姿を見た我が家の奥さんは
「大したこと無いじゃん。ディフェンダーはオフロード走行専門の車でしょ。これぐらいフツーなんじゃない。直さないでこのまま乗ればッ!」
と平然とのたまうセンシビリティーの欠落ぶり。防人は人生で車を擦ったのは今回を含めて二回!(もちろん、林道やオフロード走行会で下回りをヒットしたり、岩にサイドステップをぶつけたりは多数あるけど、これらはカウントしないことにして。まあ、どれも初代パジェロのときだけどね。因みに、借り物のジムニーでは横転したこともあり!これは自慢だ?)。一回目は二代目パジェロの時で、我が家の敷地境界のブロック塀(高さ70㎝くらいかな)の角であったのだが、あろうことか、今回も全く同じ場所でさきもりちゃんをスリスリしてしまったのである。全く過去の過ちから学ばない防人であった。
ピェーン!
《追記》ブログ書きながら写真眺めていて、ホワイト塗装したサイドステップにも被害が行っているのではないかと思い始めた。そこで、先ほど恐る恐る夜のさきもりちゃんを視察に行ったのだが、…

翌朝、朝日の中で見て見ると、行っちゃってますなぁー。もう立ち直れないかもしれない。

凹みもありますぜ。なんだか、『凹』という文字に拒絶反応が起こるかも。
案の定、変形し、ホワイト塗装した側面がガリガリ君ッ!
ガガガァーンッ!!!
今夜は眠れないわいッ!
《追記》結局損害は以下のようになったという事か。
◎アルミボディー
◎ホィールアーチプロテクション
◎18インチホワイトホィール
◎オールテレーンタイヤ
◎サイドステップ
これらをすべて傷を治し、タイヤを新しくしたり、すべて完璧に修理すると100万円くらいかかるとのことらしい。やってまったわッ!もう、ディフェンダー生活を終わりにして、身の丈に合ったジムニー生活に入ろうかなあーと思い始めたピヨピヨの防人でーす。
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