Defenderピヨピヨ日記(NO67 別荘の荷物の運び出し完了&上田の定食屋”志津香”)

Defender購入後日記

 年頃の娘にラインをしても返信が来ない。それどころか既読にすらならない。7月最初の木曜日に八ヶ岳の別荘の荷物の最終運び出しをするので、その後、上田の娘の所によって”夕飯でも食べようや”的な内容をラインしたのだが、しばらく経って既読にはなったが返信は無い。前日には”明日は夕方の7時ぐらいに下宿到着で良いか?”とLINEするも返信なく、それどころか既読にすらならないのだ。世のお父さんお母さん、どうなんでしょうねえこの娘の反応は?昔はとてもかわいかったなあ!仕事から夜帰ってくると、「おとうちゃまッ」と二階からタッタッタッ…と元気な足音が響かせてこちらに飛んできて体全体で喜びを表現して、…、それが今は全くの無反応ざんすヨンッ。

 この日は4時半に家を出発して、下道ドライブを楽しみ、ざいや山本さん達との約束の時間の10時より一時間ほど早く別荘に到着したのだが、ざいや山本のS村さんもほぼ同時に到着。お互い早く到着したので、缶コーヒー飲みながらしばし骨董談議で盛り上がる。その後、S村さん二人と僕(まあ、防人もざいや山本の非常勤の社員みたいなものんだからね)の三人で、ガンガンと残りの荷物を運び出し、トラックに積み込む。2時間弱で作業完了し、S村さん達は猛暑の甲府に戻って行った。防人は空っぽになった部屋をはき拭き掃除を施し、別荘の最終片付け(空っぽにするのではなく、別荘生活で必要最低限の物品は残してある)を完成させた。これにて、山梨の実家に始まった5年以上の片付け作業に一通りの決着をつけることが出来たという事か(もちろん、別荘に買い手が現れたら更に片づける必要があるけど、それはたかが知れている)。

Before! ここは本来は食品庫として姉とおふくろが使用していた部屋。その後、オヤジが浸食し、本に囲まれた部屋となった。
After!! 本、机、骨董、ビデオカセット、本棚、布団、本棚をガンガン運び出した。カラになった部屋を見ると、おふくろたちが食品置き場として使っていた棚の骨組みがくっきりと浮かび上がった。ここには部屋の三分の一をしめる棚が構築されていたが、オヤジ達がそれを壊し、部屋(つまり収集物を置いておく部屋)として使用することにしたらしいが、基本的には物置になってしまい、部屋としての機能も失われた。今回の運び出しで、部屋としての機能が回復したわけだ。
Before! ここも食品庫であり、おふくろの集めた食器が棚(右)に詰め込まれていたが、その後、オヤジの出版雑誌の束(左側の箱や包み)がガンガンに押し込められていた。
After!! 空気が淀み、光が差し込まない暗い部屋だったが、物がなくなると明るい感じになり、空気が対流するようになり、本当にすっきりした。物を持ち過ぎるのは良くない。
 結局、二つの食品庫と押し入れの物品を運び出したわけだが、これだけのことなのに、軽トラック3台、2トントラック1台を必要としたわけだ。ざいや山本さん達には感謝感謝。
 別荘三回目の運び出しにおいても2トントラックが満杯になる。本当に防人家のオフクロ、姉、オヤジ達は物を貯め込んでくれたわい。別荘に残した物は、今後の別荘ライフを楽しむうえで必要なもの(アキュフェーズオーディオはもちろん残してある!)だけに絞ったのだ。ミニマリスト防人ッ!…ではないなぁー。

 片付けの後、別荘でのんびりするという手もあったが、娘の住む上田周辺の川を探釣してみようという思いを密かに抱いていたので、早々に戸締りして別荘を後にしたが…。上田周辺の依田川支流茂沢川を見てみたのだが、チャラ背の連続で魚がいそうな感じがしない。その上、近くで雷がガンガン鳴り出したので、このような中でカーボンロッドを突っ立てて釣りなどしようものなら、自分が避雷針になるようなものだ。釣りは諦めて、7時下宿到着という娘との約束(約束が成立しているか未定だが…)より早くなってしまうけど、上田に向かうことに。

 依田川支流茂沢川に沿った林道を走る。さきもりちゃん大喜びだが…。釣りという意味ではいまいちの川だ。
 雷雲がまじかに迫り(写真奥)、釣りするには危険か!それにチャラ背の連続であまり良い渓相ではない。

 6時少し過ぎに下宿に到着し、真ん前にさきもりちゃんを停めて、ブザーを鳴らすと、玄関が開いて娘がニョロっと姿を現した。

「夕飯食べに行こうぜッ」

と誘うと、娘は浮かない顔をして、

「オヤ知らずを上下抜いて、痛くてしょうがないので今日は行かないッ」

と言うではないか。

「それなら、痛みが取れた後、お腹も空くだろうから買い物でも行くか」

というと、それも行かないと言い出す始末。

「ならば、ラインで最低限の連絡でもしてくれよ。こちらだってわざわざ釣りを止めて、遠回りして立ち寄ったんだから・・・」

などというやり取りの後、どうにかスタバ―と買い物には出かけたのであった。朝からドライブ、荷物の運び出しという肉体労働に従事してきてお腹がとても空いていたので、娘と別れた後、今日の夕飯場所として決めていた『志津香』という定食屋さんに1人ヒッソリと寄ってみた。お店の女将さんとマスターは極めて話好きで、「ヒッソリ一人夕飯かなあ」と思っていたけど、全く正反対の状況となり、お店のこと(50年以上商いを続けているらしい)、実家じまいのこと、自転車のこと、車やバイクのことなどご夫婦との話は多岐にわたり、気が付いたら閉店の時間の8時を過ぎていた。豚焼肉定食は美味しかったし、お店の人との会話は盛り上がったし、娘は来なかったけど、こんな夕飯も時には楽しいものだと思ったのだった。

 気楽に寄れるので、今後、このメニューを徐々に制覇していきますかね。

 中山道を走行中、奈良井宿手前で強烈な睡魔に襲われ、一時間ほど仮眠をとった。その後は気力体力復活し、また、奈良井宿から中津川までの間は奇跡的にも前を遮るトラックなどの車が現れることなく、さきもり号は名古屋の自宅までを一定のリズムで極めて気持ち良く走り抜くことが出来たのであった。燃費はリッター13.4㎞だった。

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