Defenderピヨピヨ日記(NO65 八ヶ岳の別荘整理とオーディオAccuphase e-405 & KEF102|2)

Defender購入後日記

 早朝4時30分に名古屋の家を出発!6月ともなると、朝4時台は十分明るく、何だか寝坊してしまったかのような錯覚に陥る。その上、梅雨に入ったと思ったら、二日間の雨の後、晴天が続き連日35度くらいのうだるような暑さが続いている。二日間で梅雨明け?それとも今年は梅雨なし?いずれにしても気象台の面目丸つぶれとなり、それをあざ笑うかのように連日太陽が照り付けている。さきもりちゃんの朝食を済ませ(ガソリンを給油)、153号線から飯田、諏訪、鉢巻道路、八ヶ岳高原道路を経て八ヶ岳の別荘へ!途中、根羽村の辺りで、さきもりちゃんのセンターモニターに「Check with your engine coolant level.」という警告メッセージが登場して焦るが、ランドローバー京都のN美さんに連絡して一応解決。

 別荘に到着するとまずやることは、すべての窓を開け、新鮮な空気の循環を作り出すことである。次に決まってやることは、姉が生前愛用していたオーディオでクラシックをかけることである。防人はオーディオについては門外漢であるが、アンプはAccuphase e-405、スピーカーはKEF(”ケフ”の愛称で呼ばれている)104|2というものらしい。これで音楽をかけると低音から高音までしっかり響いて(防人のレベルでの話!マニアな人々にはどうかは不明!)、のんびりくつろぐ時も、激しく作業をする時も、とても素晴らしいBGM環境を与えてくれのでる。まあ、このオーディオシステムで音楽を聴くというのが防人の別荘での大きな楽しみの一つになっていることは間違いない。

 名古屋はガソリンが安いと思う。一方、長野県はとても高い。名古屋のハイオクの価格より長野のレギュラーガソリン価格ははるかに高い(軽油と同じくらいか)。だからしっかりと出発前に給油するのだ。最近、ガソリン価格が降下してきていたのに、イスラエルがイランに攻撃を仕掛けた。これでまた原油価格高騰、インフレに拍車がかかるのか?もういい加減殺し合いは辞めてくれ!イスラエルはアラブの人々を人と思っていないのか?
 別荘に到着し、整理作業していて、棚の扉を開けてみたら、パステル画材などが色々と出てきた。これらも"ざいや山本"さん達に持って行ってもらおうと思って眺めていたら、なんだか「オニィー(生前の姉は僕のことをこのように呼んでいた)、あんたが描いてみたら」と話しかけてきているような気がして、これらは大事に名古屋に持って帰ることにした。来年あたりは個展を開くか?今後、「防人」改め「画伯」と呼んでもらいますか。ブログのタイトルも「画伯ブログ」なんてね。

 別荘で一仕事終えた10時ごろに”ざいや山本”のS村さんとスリランカからの出稼ぎの方の二人が到着。車をみるとチッコイ軽トラックだったので、

「これじゃあ、荷物詰み切らないんじゃあないの?」

という防人の問いに、S村さんが室内に入って来て一通り見渡して、

「てッ!凄い量じゃん!社長が”軽でいいらッ”つうこんだったからこれで来ただけどね。社長もいい加減なことを言うだよッ(もちろん、山本社長への親愛の情が込められていることがひしひしと伝わるような表情で!)困ったもんじゃんネッ」

と言うなり、スマホを取り出して社長とのやり取りが繰り広げられた。この日、ざいや山本の人々は複数のグループに分かれて、みんな長野県のどこぞに骨董などの引き取りに出払っているとのこと。”

「アッ、社長!軽じゃあ全然積みきらんラッ。どうするデェッ?ほう、フン、ええー、わかりました、また詰めなかったやつは今度ね…、ハイ、ハイッ、そんじゃぁー、今から三人で運び出し始めますわ!詰めるだけ積んでねッ、わかりました、ハイ、ハイ、じゃあまたぁー」

という会話の”3人”に防人の耳は敏感に反応!『俺もすでに”ざいや山本”の人員に入っているのか!転職した覚えはないけどなぁー』

 こッ、これが生前の姉が愛用してたオーディオシステムです。両脇のKEFスピーカーはとても大きい。もし別荘を売却するときは、このオーディオシステムもセットで引き渡すことになるのかなあ?
 これがアンプのAccuphase E-405 ですな。当時のプリメインアンプとしては大変なハイコストパフォーマンス機であったそうな。その販売価格を調べてみると¥350,000(1989年10月発売)とある。 

 別荘は少し高台に建築されているので、荷物を運び出すためには、この高低差を荷物をもって降下しなくてはいけない。僕が家の中の荷物を玄関先まで出して、高低差を山本さん達が運搬するという形でひたすら運び、本棚二つ、すべての本、籐細工のイスやテーブルなどを運び出して、トラックが満杯となった。缶コーヒーと諏訪パーキングで買ったパン(スリランカの人はすかさずナンカレーパンを選んでいた!)を食べながら次回の打ち合わせや、オーディオについての話で盛り上がり、その後は満載された軽トラを見送り、防人は別荘の細かい清掃をやった。次回で何とか必要最小限のものを残して整理は一段落するだろう。釣り人魂としてはすぐさま戸締りをして、佐久・上田周辺の川(湯川とか依田川とか)に向けて車を走らせ、夕方のひと時を攻めまくるべきなのだろうけど、ついつい、姉のオーディオが奏でる美しい調べに聞き入ってしまい、また、下界は酷暑の様なのだけれどここは極めて涼しく、釣り人としての思いはどこへやらとなり、居間でのんびり過ごしてしまったのだった(言い訳がましいが、時にはこんな時間の使い方もいいよね!釣りの神様がこの台詞を聞いたら怒るだろうなあー!)。

 この部屋はそもそもは姉とおふくろが食品庫として使っていた所。姉たちが住まなくなってからオヤジが乗り出してきて、食品棚を取り壊し(写真には木枠が残っている)、本棚を並べ、そこに本やビデオなどを詰め込み、絵画や椅子、机、などが乱雑に配置されていた。今回きれいさっぱりに片付けました。
 ここにはブラウン管のテレビとビデオ再生機が置かれ、沢山のビデオ、籐細工の椅子と机、中国の置物とかが置かれていたが、今回ここもきれいさっぱりと片付けた(山本さん達に持って行ってもらった!)。ちなみに、ブラウン管テレビは前回、リサイクルの早川さん達が持って行ったのだが。

 別荘を3時30分に出発、川上村、八千穂高原道の駅、佐久、丸子を経て上田の娘の所に顔を出し、夕飯を一緒に食べて、その後は、三才山、松本と走り、いつもの19号線をひた走り、名古屋到着は夜中の1時であった。

 高登谷湖に佇むさきもりちゃんの可愛い後ろ姿。黄色矢印が高登谷山、赤矢印がクライミングのメッカである瑞牆山。
 八ヶ岳の高原野菜の畑の真っ只中をドライブする。八ヶ岳は雲に半分隠れているが、時折、最高峰の赤岳が見え隠れする。
八千穂高原の道の駅にはモンベルもあるのね!
 中央奥は浅間山、手前を流れるは千曲川。
 安くて量が多い定食屋(1000~1500円)の"はらどけい”という所に娘と行ってみた。マスターは元気よくハキハキした対応、店員さんの雰囲気も良くて、定食はボリュームがあってとても良いところだった。こういう庶民的で美味しい定食屋さんをなるべく多く開拓したいものだ。
 防人はチキン南蛮定食ご飯大盛り。
 娘はかつ丼を注文。

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