90を選ぼうとするとき、気になるのはその積載能力だ。今まで、パジェロのロングに乗ってきた吾輩もそのあたりは気になっており、特に自転車の運搬は悩ましかった。パジェロの時は、セカンドシートを折りたたんでそのまま積み込んでしまえばよかったのだが、90ではそうはいかないだろう。どうしたものか。ネットで調べてみると、「AllenSports アレンスポーツ スペアタイヤ サイクルキャリア ジープ ラングラー ジムニー対応」というのがあって、これがディフェンダーにも使えそうだとわかった。
早速注文。届いた商品を組み立てて、さきもり君(Defender90)のスペアータイヤに装着。
二本垂れ下がっているベルトのフックは、スペアータイヤの裏側の金具にうまく引っ掛けることができる。
自転車を積んで、チェーンロックをスペアータイヤと絡ませて接続。これは自転車の盗難防止と、万が一キャリアーにアクシデントが発生した時もスペアータイヤと一体化してあることで自転車が落ちることを防げるように！しかし、そのような危機は今まで一度も訪れたことはないけどね。
二台乗せるとこんな感じ。サイクルキャリアを使わない時は、荷室にピッタリとしまうことができる。
サイクルキャリアを使わないでも、セカンドシートの中央のみ倒せば一台だけなら自転車を室内に積むこともできる。このとき、サドルを下げることと、フロントタイヤは外す。左右のセカンドシートは使用できるので、4人は乗れる。
セカンドシート中央と左シートを倒せば2台積載可能。この時、セカンドシート右側は使用可能。
上の写真は自転車の様子を撮るために助手席を倒しているが、もちろん助手席に人は座れる。セカンドシートすべて倒せば4台(うまくやれば５台？)の自転車を積載可能であり、キャリアーも使えば、６～７台の自転車を運ぶこともできるだろう(そんなに自転車を積載してどうするのか？という疑問はあるが)。我がさきもり君はコイルサスなので車高が高く、積み込みは割と大変なので踏み台とかあった方が楽かもしれない(ギックリ腰には要注意)。
買い物時は、セカンドシート倒さなくても荷室で十分事足りています。また、コーヒーとかを入れるときはセカンドシート倒して、空いた空間で豆を挽いたり、お湯をガスバーナーで沸かしたりしているけど、狭いと感じることはないですね(その後、ピクニックテーブルを装着しそこでコーヒーは入れるようになった。もちろん、冬場はセカンドシート倒してピクニックテーブルを展開してコーヒー淹れることになるのだろう)。登山のリュックなども荷室に押し込めるし、狭い空間をどのようにすれば有効利用することができるかを考えることが楽しいと感じています。いざとなればサイドマウントキャリアーやエクスペディションルーフキャリアーをつけても良いですしね(この時から半年後、サイドマウントとルーフキャリアー装着した)。妄想が広がりますよ。
《追記1》その後、娘の引っ越し、冬用タイヤの運搬、実家の本の運搬など、90であるにもかかわらず、さきもりちゃんは大活躍したのだった。
ホワイトペイント18インチホィールに冬用タイヤ(ノキアン ハッカペリッタ）を装着したものを4本すべて積み込むことが出来た。
実家の整理では大量の本、粗大ごみ、などを相当量運搬した。写真は実家の本を図書館に寄贈した時の様子。すでに三箱ほどの段ボール箱を降ろした後だ。
娘が名古屋から長野に引っ越す時も大活躍のさきもりちゃん。サイドマウントキャリアー、ルーフキャリア、サイクルキャリアをフル動員したので、一発で運搬できた。
写真は下宿に置くオーブンなどの買い物に出たときの様子。これくらいなら全くの余裕である。引っ越しの時、洗濯機や冷蔵庫などがあると、少しきついのではないかと思う。
《追記２》その後、ディフェンダー90のセカンドシートはフルフラットになることが発見されて、更に積載能力がアップすることがわかったのだ。詳しくはこの記事を読んでくださいな。
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