ディフェンダーのルーフキャリアーの使い方

Defender

 エクスペディションルーフキャリアーを装着し、積載量がアップしたさきもりちゃん(我が家のDefender90)なのであるが、最近はこのルーフキャリアー上でお弁当を食べたり、コーヒーを飲んだりすることにハマっている。つまり、ルーフキャリアーとしてではなく、ルーフバルコニーとしての使い方がメインになっているのだ(ルーフキャリアーとして適正な使い方はこちら!)。

 ただ、この楽しみ方を成就するためには、なかなか厳しい条件をクリアーしなくてはならない。

《条件1》ルーフでCafeタイムを楽しむのであれば、コーヒーを入れる道具を持参し、後はお気に入りのお菓子を保冷バックに入れて持っていけばよいので、問題はない。場合によっては、コンビニとかでお気に入りの飲み物(僕なら、”まろやかミルクコーヒー”かな。これは甘いので、デザートはいらないから経済的だ)を買って持っていくだけでもいい。とても手軽だ。問題は、お弁当を食べたい場合だ。僕はスーパーやコンビニ弁当はあまり好きではないので、それなりにこだわったお弁当屋さんを探したいと思っているのだが、これがなかなかないのだ。そう言う意味で、最近気に入っているのは愛知県犬山市の近くにある”炭焼き弁当 たまご屋”だ。その場で炭火でおかずを焼いてくれて、普通のお弁当にはない香ばしさがおかずを包み込み、とても美味しいし、ふわふわの卵焼きもついてくるのでたまらない。また、”たまご屋”という名前が、”ピヨピヨ日記”と仲間であると勝手に思い込んでいる。

炭焼き弁当たまご屋犬山店の様子。日曜日とかは人気で、予約の人が多い。僕は予約なしで、その場でのんびり待つけどね。
名物炭焼き弁当!写真はご飯大盛りタイプの930円のヤツ。いつもはご飯大盛り肉大盛りの1130円を注文するが。卵焼きがおいしそうでしょ!

《条件2》車を駐車できる場所を探さないといけない。それも、景色が良い場所となるとかなり制限を受ける。車を駐車できても、車通りが激しいと興ざめになるから、なかなか場所の選定は苦労する。日頃のドライブの時から、ルーフバルコニータイムにふさわしい場所を探しておくべきなのだろう。そいう意味で、犬山の”たまご屋”の周辺は、半径10㎞以内に、木曽川があり、入鹿池(いるかいけ)がありと場所に事欠かない。兎に角、表通りを何となく走っているだけではだめで、時に路地に入り込んで行き止まりに遭遇したり、ダートに遭遇したりして冒険しないと見つけることはままならない。

これは"和風ポークステーキ弁当"ご飯大盛りだ。炭焼きの香ばしさがたまらない。野菜もしっかりついて健康的だし、黄色の卵焼き君がフワフワだ。
お弁当から視線を移すと、犬山の入鹿池が目に入る。こののんびりとした景色が最近のお気に入りなのだ。隣には、ハーレーを愛でているライダーがいて、その人とは最近ここでよく会うなあ。

《条件3》晴れた夏の日は日陰の場所にしなくてはならない。これを怠ると、自分が炭焼きになる。この条件を加味すると、候補の場所がほとんどなくなってしまうとても厳しい条件だ。大きな木の下で、車が停められて、景色がいい場所という三つの条件、更に、お弁当が冷めない程度の距離にある場所という4つ目の条件が入るともう絶望的かもしれない。しかし、このような厳しい条件をクリアーする場所を発見できた時の喜びは何とも言い難いものだし、その場所でさきもりちゃんを停めて、昼飯を食べ昼寝する気持ち良さは最高ののんびりタイム間違いなし。ルーフキャリア上で最近昼寝をするようになってしまったが、堕ちたら一体どうするんだろう?

さきもりちゃんのルーフバルコニーからの眺め。視点が上からになって気持ちがとても良い。入鹿池にはボートが浮かびバスフィッシングを楽しむアングラーがちらほら。湖面を吹きわたってくる風も心地よい。
オッ!あれは今はやりのグランピングか!あの中は暑くないのかなあ。まさか、クーラーが付いてるとか!料理とかは自分たちで作るのだろうか。大宰府旅行で痛感したが、夏のテント泊はとにかく暑くてたまらん。
左側の陸地部分は明治村だ。ここは歩き回りながら、色々な明治期の建物が見られるので、建築が好きな人にはおススメの場所だ。
さきもりちゃんの上を見てくださいよ。きちんと、木があって木陰を作り出しているでしょ。これが自分が炭焼きにならないために大事。

《条件4》エクスペディションルーフキャリアーは90タイプで許容荷重88㎏、110タイプで132㎏なので、90の場合、88㎏を越えるとバルコニー使用に赤信号が点灯する。まあ、これは静止荷重限界と思われ、加減速、地面の凹凸からの突き上げなどによる負荷は、この2~3倍を意識していると思うので、停止中で使用するときはもう少しはみ出しても大丈夫かもだが。ただ、僕が言えることは、僕一人(体重72㎏)でバルコニーとして使用する場合は今のところ大丈夫だということだ。各自、自己責任でお願いしますよ。

《条件5》ルーフキャリアーにクライムアップするスキルがある人、または、ディプロイアブルルーフラダーを装着できる金銭的余裕がある人に限られる。前者の場合は通勤に自転車を使い、公園の鉄棒で懸垂をしながら一カ月ほどたつと体に変化が生じ、やたらと色々なところにぶら下がりたいという願望がほとばしるようになる。そうなれば、ルーフキャリア登頂は目前だ。また、ボルダリングジムに通い、ルーフへの登攀能力を高めるという方法もある。これは我々中高年の肥満防止(結果的に体重が許容荷重以内に収まることにもなる)、運動不足解消、医療費削減、そして、ルーフバルコニーで景色を眺めながらのお弁当(運動しているのでお弁当のおかずも、唐揚げ、とんかつ、ハンバーグとなんでもござれ。ご飯大盛り気兼ねなし)と一石四鳥なのでおススメ。ルーフラダー購入の場合は10万円~15万円くらいのお小遣いが必要になるが、これも通勤費用を徒歩や自転車で浮かせることで貯めたりしたら、肥満防止、医療費削減になって、最終的には、運動能力向上して買う必要もなくなったりしてね。

 まあ、兎に角、エクスペディションルーフキャリアーはおススメのアイテムである。キャンプやカヌーが趣味で荷物運搬が多い人も、あまり荷物運搬はしないという人も、つけておいて損はない。荷物運搬ない時も、ルーフに腰掛け、美しい景色を眺めるという時間は最高の贅沢なのではと思う。更に、その時にコーヒーとかお弁当があったら言うことなしだ。

 なんか、終わり方がアフェリエイトブログの典型みたいになったけど、このブログはアフェリエイトではなく、僕の備忘録ブログなので、お金は一銭も入ってきませんです。

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