Defenderとスコップ

5月6日（土）は中さんのDefender110の納車式があったので、防人家も名古屋からはせ参じて、ピヨピヨ日記の取材もあったので色々な角度から写真をパチパチ撮っていると、レンズ越しに興味深いものを発見。僕の視線はそちらに釘付けとなる。

中さん夫婦に納車説明を行うM田氏。その様子を撮影している僕の視線はM田氏の背後にある”コレ”に釘付け。黒いヤツですよ。そうスコップだ。

　納車説明が一通り終わったの見計らって、

「M田さん、その後ろにあるスコップ見たいんですけど!」

「これですか？」

「いくらですかね？」

「6000円です」

「思いのほか安いですねぇ！…しかし、今日は納車日だし、納車日価格には…」

という会話を家族の前で繰り広げると、娘が横から

「エッ！スコップに6000円も。だったら私のテント買ってよ」

「わかった、わかった、しかし、これはお父さんのお小遣いで買うんだからな。文句なしだろ」

周囲の中さん夫婦やM田さんは、『エッ！スコップ買うの！？』と驚きの表情。しかし、奥さんは肯定的は感じ。というのも、僕の買い物の大部分は、はじめ人間ギャートルズのマンモのフィギャーとか、巨大なフクロウのぬいぐるみとか、意味不明な数式が並ぶ本とか、奥さんからするとおよそ日常生活に役に立たないものばかりだったのだが、今回は、庭とかで役に立ちそうなものだったのでOKらしい。僕自身はさきもりちゃんがスタックした時に使ったり、キャンプで役に立つのではと思っているのだが。娘の理解はこの時点では得られていないが、奥さんの理解が得られたので、早速、購入に踏み切った。

Land Roverと書かれた袋に入っている。とてもコンパクトな状態。

袋から出すと、こんな感じ。袋の縦の長さが30㎝くらい。くみ上げると60㎝くらい。

　このスコップは90の小さなラゲッジスペースに置いておいても邪魔にならないけど、くみ上げた状態で、ボンネットの上とか背面タイヤとかどこかに装着できないかなあと妄想が膨らんでいる最中だ。旧型ディフェンダーではボンネット上にシャベルとか鉈を装着したあったりして、そのようなワイルドなディフェンダーへの憧れがあるのだ。コンパクトにしまうのではなく、見えるところにひけらかしてワイルド感を演出したい願望が僕の根底にはある。アッ、そうだ、そうだ、こんなこと書いている場合ではないか。5月6日の中さんの納車式のことを書かなくては。