ルーフキャリア装着したけど、ラダーを取り付けていない場合、ルーフキャリアにどのように登れば良いかの僕なりの答え示してみようと思います。サイドステップは必要ありませんよ。

ストレッチなどの準備体操をして!?ディフェンダー背面に立ちます。

両手をスペアータイヤに、左足をスカッフプレートに掛けます。

左足と腹筋に力を入れ、右足のトゥーをスペアータイヤかけます。ウーム、ここはスペアタイヤ君に負荷かけすぎている気がしてきました。もっと自然な登り方を後日紹介しますね。

脚力と右手の押しを使って、一気に体を持ち上げ、左手でルーフキャリアーをつかみます。

右足のヒールをスペアータイヤにフックさせ(ヒールフックという)、それを軸に体を持ち上げます。手で引っ張り上げるというよりは右足で体を持ち上げる感じです。

この体制になれば、もう登頂したも同然です。山頂からの眺めを堪能し、登頂の喜びを噛みしめましょう。

さきもりちゃんに登頂し、荷物の固定に夢中になる防人!

サイドステップなくても、荷物の固定は後輪タイヤを使えばやれます。

ラチェット式ベルトで固定を試みますが、慣れていないので、不格好です。

腹が減ってはルーフへの登攀が出来ないので、昼飯です。

20年ぶりにテントも出して、天日干ししました。ルーフキャリアとグレーシートを使ってタープも作りました。あまり涼しくないです。

目の前の川でアユ釣りの人に交じってフライフィッシングしましたが、ちびアマゴちゃんが釣れただけでした。
追伸 翌日、中さんからラインがきて、
「防人、ルーフキャリアの本来の使い方わかっているか?」
と聞かれたので、
「ほかの誰よりもわかっているつもりだ」
と答えたのでした。
追伸 ルーフキャリアーへの登攀だが、以下のようにした方がスペアータイヤ君に掛ける負荷が少なくてよいと思わる。

中央構造線上に置いた(関係ないか!)さきもりちゃんの背面に立つ。

左手でルーフキャリアー、右手をスペアータイヤを持つ。左足のトゥーをスカッフプレートに置く。

左足に乗り込みながら、右手で上体を押す。浮いた右足をスペアータイヤにフックさせる(ヒールでもトゥーでもどっちでも良い。写真はヒールをフックさせている)。

右足に荷重をかけて左足を持ち上げる。その時に下腹部(丹田)を壁面に近づけるように立ち上がること!決して手先で懸垂的に体を持ち上げないこと。あくまでも登攀は足で体を持ち上げることがポイントだ。
最近はもっぱらこのやり方でルーフに登攀している防人であるが、別の未踏峰ルートの開拓(後輪タイヤからのバリエーションルート。しかし、これはルーフキャリアーへの負荷がかかりすぎるので今のところ見合わせている)を夢見てもいる。
コメント