Cafe Lagrange(晴耕編 甲賀 和田城 2023.1.29)

Cafe Lagrange 晴耕編

今年の大河は”どうする家康”だ。本能寺の変の時、家康は大阪の堺にいて信長打たれるの一報を受ける。そして、有名な神君(家康)伊賀越えとなるのだが、本当に伊賀越えを行ったのか?という議論にまだ決着がついていないようだ。伊賀と言えば天正伊賀の乱で信長と敵対して、信長と同盟関係にあった家康は伊賀にっとては敵対する相手だ。伊賀出身の服部半蔵が活躍して、伊賀者190人を護衛に着けて家康を岡崎に戻る手助けをしたなどと言われているが、これは江戸中期に書かれたものでかなり怪しい。そんな折、息子がテレビか本か何かの情報で「家康は甲賀を通って岡崎に戻ったらしいよ」と言い出した。そして、甲賀の和田一族が支配していた地域に家康からの感謝状やらなにやらが送られているらしい。甲賀は伊賀と敵対していたのだし、敵の敵は味方となるのであれば、家康は甲賀を通って岡崎に戻った?ということもあるかもしれない。ということで、我々(僕と息子とさきもりちゃん)は日曜日に甲賀の和田城という山城に向かった。

二日前に降った雪で鈴鹿あたりは白銀の世界となっていた。お昼となりお腹がすいたので、鈴鹿の街の中をぐるぐる回り、まこと屋というラーメン屋に立ち寄る。僕は牛じゃんラーメン(牛骨ラーメン)とチャーハンを、息子は熟成背油醤油ラーメンと唐揚げライスセットを注文。チャーハンがとても気に入ったし、ラーメンも独特でおいしかったな。今度、ランドローバー京都へ点検で行ったときには本店(多分大阪)に行ってみようかな。

僕が頼んだのは牛じゃんラーメン煮卵入りとチャーハンのセット。
息子は背油醤油ラーメンと唐揚げとごはん。

その後、亀山城址近くのシャトーというケーキ屋さん(実はあんこがたっぷり入ったアンパンが有名!前回も売り切れだったが、今回も売り切れだった。予約していないと入手は困難か)に立ち寄って、Cafe Lagrangeのためのケーキを購入し、一路甲賀を目指す。国道1号から別れ油日(あぶらひ)というところを目指すが、周囲は白銀の世界。当然道も雪があるが、さきもりちゃんはうろたえもせず走っていく。頼もしいぜぇっ!シャトーから一時間弱で和田城到着。

駐車場には5~6台の車が止められる。
主郭(本丸)への入り口(虎口という)
土塁(土の壁)に囲まれた主郭。なかなか見ごたえがあるよ。

到着して驚いたのは、真ん中を流れる和田川を挟んで両側の丘陵に7つものお城があるということだ。そして、今回探索したのは、和田川に突き出した丘陵部分に築かれたメインのお城だ。「近江の山城(ベスト50)」によると、今回我々が見学するところが主郭で、周囲の支城が一の丸、二の丸、三の丸、…といった構成になっており、全体で一つの城を構成していたのではないかと述べている。なるほどね!散策しているうちに、木漏れ日がいい感じの場所を見つけたので、Cafeをオープンすることにした。息子にコーヒー豆を挽いてもらい、その間にお湯を沸かし、シャトーのケーキを出すと…‼

いい感じの木漏れ日だ。Cafeオープンを宣言!
なんと、ケーキが融合しているッ!
ドリップ中のコーヒーの香りは抜群だ。

息子が選んだショートケーキが転んでボクちゃんのケーキと一体化!更に、木から落ちてきた雪の塊が直撃!降り注ぐ苦難を乗り越えて、コーヒーをドリップして一口飲むと、やっと落ち着きを取り戻すことが出来て、ケーキをパクッ!「うーん、おいしいわい」。ケーキはコーヒーに合うねぇー。

竹林の中に広大な曲輪が(建物が建っていた広場)!
何のための窪地だ?
縄張り図。歩いた順序!

一通り見終わったが、実はこの地域、ここ以外にも20くらいの山城があるようだ。半日ごときではとても足りない。また、油日岳という山にも登れるとのこと。何度となく通わないとダメそうだね。

歴史豊かな地域だ。
帰りは雪深い林道に突入して雪道モードで走行し、ご満悦のさきもりちゃん!スタットレスではなく、オールテレーンタイヤだけど安定していたね。流石さきもりちゃんだ。

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