衣笠山登山で知った中央構造線がらみで豊橋の吉祥山に登ってみようと思った。
衣笠山のお話はこちら→衣笠山
中央構造線についてはこちら→雨読編中央構造線
「愛知県の山(山と渓谷社)」によると、吉祥山の山頂には角閃石片岩?の露岩があるという。なんだかよくわからないけど、吉祥山の位置は中央構造線の東側、つまり、外帯なので三波川変成帯ということになる。これは何か関係があるかもしれないということで(本当はただ山に登りたいだけだけど、科学的理由をこじつけるとなんか知的でかっこいいよね)現地調査もかねて登山してみようと思ったのだ(思っていない。単なるこじつけ!)。息子のトクチンは定期試験のため、僕とさきもりちゃんの二人なので高速使う気はなく、下道で豊田から301号線で作手村経由で新城へ。適度なコーナリングの連続にさきもりちゃん(Defender90)は機敏に反応してくれて、攻めの姿勢で突入できるところが今までのパジェロ(ロングだったからね)と大きく違う所。コーナーで踏んでいけるんだからすごいと思う。



吉祥山ふれあいの森駐車場は登山者の車でいっぱいなので、少し入ったところにさきもりちゃんを駐車し、5分ほど歩いて入り口に戻り、Aコースでスタートするが、今日は非常に体が軽く感じ20分で山頂に到着してしまった。ただ、頂上直下の登りはきつく、かなりハアハアしてしまったが!






頂上でごはんタイムということで、お味噌汁を作り、その後、レトルトのご飯と銀座カリーを温めること15分、昼飯の出来上がりとなり、夢中になって食べていると、後ろで「これが角閃石の露岩だよね」という声。オット、今座っているこの石が角閃石片岩か。飯に夢中ですっかり岩のことを忘れていた。


頂上で50分くらいくつろいで、Cコースに向けて降りる。するとすぐに吉祥天女の祠にたどり着き、角閃石の露岩を眺め、ここでCコースと別れ更に尾根に沿って進む。どうもこの道は中部電力の作業道で、高圧電線の鉄塔の保守点検用の道なのかな。途端に登山者はいなくなり、以降さきもりちゃんの所まで誰とも会うことはなかった。






歩いている道が尾根からそれて降下し始めたので、何か違うと思い、崖を稜線に向けて登り返す。ゴソゴソ藪を漕いで尾根道に出てみるとなんとも立派な林道が。ちょっと興ざめだね。鉄塔の広場にたどり着いたので、そこでCafe Lagrangeをオープン。今日のおやつは名古屋星ヶ丘にある「パンのいえ」のオレンジの風味の菓子パンだ。コーヒーにはオレンジ風味よりチョコレートの方が合うなあと思った。このパンの家のチョコレート系のパンはチョコの含有率がとても高く最高なのだが、今回は変化球を狙ったのだが…。この日はとても暖かく、コーヒー後は眠くなったので(カフェインが効かないのか!)、30分くらいその場に横たわる。最高のお昼寝タイムだった。



寝起きなので、注意しながら下山開始。すぐに林道に出会い、さきもりちゃんの待つ駐車場へ。



帰りは再び下道で、蒲郡、幡豆、一色、碧南、豊明などをドライブして名古屋に戻った。

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