一週間前、宮路山・五井山に登った時、山頂から見た三河湾の向こうの衣笠山に次は登ると決めていたので、今日は息子とさきもりちゃん(我が家のDefender90)とで渥美半島の田原町に向かった。
宮路山。五井山に行った時のお話はこちら→宮路山・五井山
往路の東名高速では追い越しレーンでいきなりあおられて後ろにピタッとくっつかれてしまったので、アクセルをグィッと踏み込むと5000回転まで回転数が上がって一気に加速。走行レーンの車の空いた区間にストレスなく入りこむことができて、このDefender90のポテンシャルの高さを痛感。高速を降りて259号を伊良湖岬に向けて田原町の”道の駅めっくんはうす”手前の交差点まで走り、そこを右折。駐車場の滝頭公園は少年野球の試合で賑わっていたが、かろうじて駐車スペースを見つけることができた。車道を700mほど歩き、衣笠山登山道に入る。道は整備されていて登りやすい。



中腹まで登ると林道の終点に出るので、それに沿って少し歩き、家康公のお水場跡を見学し(鷹狩の時に休憩した場所らしい!本当なのか?)、林道反対側の斜面の梯子を登って急速に高度を上げ一気に衣笠山の山頂(279m)に到着。山頂の展望台からは三河湾(その向こうに一週間前に登った宮路山・五井山)、豊橋、反対側は遠州灘か!本(愛知県の山)によると、この衣笠山は南アルプスに沿って南下してきた中央構造線が豊橋で西進し(そのまま紀伊半島、四国、九州へと続く)ここ田原町で隆起したものらしい。1億年前ごろに誕生したこの長大な断層は渥美半島に沿って走っていて、三河湾側が領家変成帯、遠州灘側(太平洋側)が秩父変成帯となっているとのこと。ウーム!この279mの小さな山が地球規模の断層帯の一部として表れていることに感動を覚えてしまうな。そういえば、ボルダリングに適しそうな岩が至る所にあるのも、何か関係しているのかな?






頂上脇の大岩の上でおにぎり食堂をオープン。いつもの名古屋の多司というおにぎり屋で買ってきたものだ。温かいお味噌汁を作りお昼ご飯。

40分ほど昼飯タイムを取り、その後、稜線を縦走し仁崎峠を経て滝頭山(たきがしら山)へ。この頂上でCafe Lagrangeをオープンしたのだが、ここは見通しが悪く少し早まってしまった。失敗失敗!もう少し下ったところにある恐竜の背(岩がギザギザでトリケラトプスの背中みたいになっているから?)まで行くと見晴らしがよくて最高だったのに!まあ、3月下旬にはミツバツツジが満開となりきれいらしいので、また、その時期に登って今度こそは恐竜の背でCafeをオープンするぞ。









恐竜の背から少し下ると不動滝!そして、さきもりちゃんを駐車した滝頭公園に到着。帰りは下道で、蒲郡、幡豆、一色、西尾などを経て名古屋へ運転を楽しみながら帰ったのは言うまでもないか。


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