Cafe Lagrange (晴耕編 龍頭山 2024 .1.31)

Cafe Lagrange 晴耕編

 名古屋は曇り空。冬の曇りの日に寒々とした林の中を歩くのが好きな防人である。長期修理入院から戻ってきたさきもりちゃんにリュックなどを積み込み、新城方面(愛知県の東側)の竜頭山を目指す。昔、当貝津川(豊川の支流)という川でよく釣りをしていたのだが、その川のそばにある山らしいので、その当時に使っていた道を思い出しながら、さきもりちゃんとのドライブを楽しむ。しかしッ!途中通行止めで迂回を余儀なくされ、更に、その迂回路も通行止めで、迂回の迂回させられる羽目に。狭いクニャクニャ道を走り、しまいに雪道になり、ヒヤヒヤしながらの運転となった。おかげで一時間ほど余分に時間がかかってしまった。

鳴沢苑の広い駐車場にさきもりちゃんを駐車して、いざ出発。
駐車場にはきれいなトイレも併設されている。近くにはマリアンズCafeという喫茶もあるが、この日は休みだった。
黄色の矢印に沿って降りていき、川沿いを歩く。右手にマリアンズCafeがあったが休みだった。残念。
最高のポイントが連続する当貝津川の支流の小滝川。この川は釣ったことが無いので、春になったら来てみようかな。
下小滝(しもこたき)のバス停が見えたら、そこを左折し、民家の間を下りていく。
矢印に沿って降りていくと、赤い橋が見えてくる。
赤い橋を渡り、黄色の矢印に沿って林の中に入っていく。
橋から見た小滝川の流れ。🤤が出るようなポイントの連続で、釣りキチの虫がうずく。
30分ほど登り続けると、稜線に乗ッ越す。黄色矢印は小竜頭(こりゅうず)へ、青色矢印は竜頭山、大竜頭(おおりゅうず)へ。まずは、小竜頭へ向かう。
小竜頭が見てて来た。時間的にここで昼飯にするつもりだ。
小竜頭に到着だ。コース中一番の展望が期待できる場所。
鞍掛山、岩古谷山など奥三河の山々が一望できる。昼飯場所としては最高だ。奥は宇連山、明神山かな。
昼飯の準備に取り掛かる。いつもと変わり映えしないけど、外で食べる飯は最高だ。
今日はガーリックライスにしてみた。炒めているとガーリックの香りが漂い、お腹が鳴る。
頂きまーす!景色を見ながら気分よく食べていたら、途中から雨が降り出したので、慌てて食べるハメに!
竜頭山(753m)にたどり着くころには本格的な雨になっていた。小竜頭から竜頭山山頂までは30分弱だ。
小竜頭と大竜頭の断崖の中央に、竜頭山が鎮座する。周囲は樹林におおわれていて見晴らしはきかないが、森林浴気分で気持ちが良い。
人工林の中を直線的に下っていくトレイル。竜頭山から大竜頭まで、しばらくはのんびりとした道が続くが…!
大竜頭を前に、にわかに両側が切り立ってきて、花崗岩の露岩が目立つようになる。このあたり一帯は、中央構造線の内帯側!つまり領家変成帯の花崗岩類の分布域である。滑落に注意しながら鞍部に向けて降下していく。
大竜頭の花崗岩壁が立ちはだかる。
壁の左側を巻くように登山道は登って行く。
大竜頭の頂上には石像と修験者の修行で使われたコの字型の石組?どのような修行を行った場所だったのだろうか。
大竜頭は家族連れ(子供と一緒)には適した場所ではない。思いのほか険しい所だ。
雨は止む気配がないが、ほとんどが林の中なので、思いのほか雨に濡れることはない。それにしても今日はこんなに雨が降るとは思っていなかった。
当貝津川を断層が横切っていて、領家花崗岩の脆弱な部分を削り続けて出来上がったのが鳴沢大滝。手前が昔の滝壺。花崗岩を削り続けるこの滝は、生き物のように徐々に上流側に移動しているのである。

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