午前中は奥様と買い物とかに行って、午後はどうせ雨なので「微分方程式その4」の計算をしてブログ更新の準備をしようと思っていた。ところが、その雨が降り出す気配がない。であるならどこかの山に登るしかないと思い、居ても立ってもいられなくなり、代車ディフェンダー君と12時頃から出かけることにした。豊田から僕のお気に入りの国道301号で作手に向かい、その近くにある彦坊山(538m)を目指す。作手の古宮城を左折して県道436号の島田川沿いのクニャクニャ道を行く。途中、フライフィッシャー(毛バリ釣りが好きな人)が道を歩いていたので、車越しに「どうですか」と声をかける。
「今日は良くないです。しかし、この周辺はキャッチ&リリース区間で毛バリ専用区なので、出る時は大きな魚も出ますよ。お勧めですよ」
とのこと。GWは暖かかったが、その後冷え込んだので、魚の活性もいまいちなのだろう。ここなら名古屋から二時間で気楽に来られるから、今度は釣りをしにこようと決めて、その人と別れた。5分ほどで彦坊山の入り口に到着。代車ディフェンダー君を広場に停めて、登山開始だ。

黄色の矢印に沿って林道にはいる。この入口付近の道沿いにも駐車できるが、ディフェンダー君は幅広なので、何となく駐車するのを躊躇してしまった。

林道入口から少し下流に行ったところの愛知県立猿投農林高校の施設の隣の空き地に駐車することにした。
県道436から林道に入ってすぐに川を渡るのだが、橋が完全に崩壊していた。川を徒渉しなくてはならず、トレッキングシューズのままじゃぶじゃぶ行くしかない。川に入っているときは気持ちがいいが、その後の登山時は気持ちが悪い。まあ、帰路で再び渡るわけだから、その時また洗えばいいかと言い聞かせ登山続行。

橋脚が完全に押し倒されている。橋の本体は一体どこに行ったんだ?

なんと!本体は下流のあんな所に押し流されている。水のパワーは恐ろしや。

林道に沿って15分くらい行くと、右手に不動滝が現る。林道山側には…、

祠があって、不動明王が祀られていた。

不動滝から10分ほどで、彦坊山への登山道。

急登が始まり、ガレたところで左手からルンゼが入り込んでくる。登山道はそのルンゼに沿って急上昇。ここは林業用のマークと登山道のマークが錯綜するので要注意。登山道はあくまでルンゼに沿って最大傾斜線を直登する。

林道と別れたところ(急登が始まったところ)から15分で鞍部に出る。明るい感じで一休みに良いところ。

鞍部から先は緩やかな尾根道が続く。

鞍部から5分ほどで彦坊山山頂に到着。

頂上は少し広場になっているが、見晴らしは良くないが、雰囲気は悪くない。

帰路についたら、再び彦坊山の印が。アレレッ!頂上が二つあるの?

下山して、川でジャブジャブして、流された橋のコンクリートの上でインスタントコーヒータイム。温度が低いせいか、魚さんのライズは見られなかった。次に温度上昇したときが狙い目かな。
この彦坊山はとてもコンパクトで、1時間20分くらいで往復できてしまった。往復のドライブ時間が5時間弱(下道)なので、登山というよりドライブを楽しんだという感じかなあ。橋も流されていたし、それもあってか日曜日なのに誰も登っていない地味な山だった。
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