濃尾平野は南側が海(伊勢湾)に面していて、東北西面には低山がその周囲を囲んでいる。東側の知多半島から豊田方面までは山というより丘陵地帯があるだけなので、しっかりした山としては猿投山からはじまる。ここから、定光寺・東部丘陵・鳩吹山・継鹿尾山などの犬山までの山塊、犬山から木曽川を越えて、鵜沼、各務原、岐阜までのアルプス・三峰山・金華山などの山塊、長良川を越えて、岐阜市最高峰の百々ヶ峰から根尾川までの山々、更に西方面の養老山系などが平野を取り囲んでいるのだが、自分でも驚いたのだがこれらほぼすべての山を歩いていることに気が付いたのだ。もちろん、ブログ以前に歩いていたところも含めての話だが、特に猿投から根尾川までの山域はある一カ所を除いてすべて歩いたといってよいのである。となってくると、この歩きそびれている一カ所、すなわち、この前歩いた芥見権現山・各務原権現山より東側の各務原アルプスで、各務野自然遺産の森までの区間が気になりだすわけで、これはもう歩かないわけにはいかないだろう。しかも、その区間には各務原アルプスより前面(南側の濃尾平野のフロント部分)に横たわる稲田山(ここには明確なトレイルはない!つまり、藪漕ぎ登山?)・御坊山(ここもトレイルないと思っていたのだが、頂上まで行ってみたら実はトレイルあることが判明!)があり、これらも含めて周回ルートで登ってみるのが達成感満点で良いのではないかと思ったので、早速行動に移してみた。
ところで、根尾川から西の池田山、関ケ原、養老山系を経て桑名まではまだ虫食い状態であるが、今後も空白区間を歩き続け、最終的には濃尾平野を取り囲むすべての山を歩き通してみたくなっている今日この頃である。そういう意味では、京都一周トレイル、琵琶湖一周トレイルを制覇するのもやってみたいもんだね。

さきもりちゃんを駐車(水色丸 7:50)→稲田山(緑色丸 8:52 224m)→昼飯場所(赤星マーク 10:16~11:00)→御坊山(橙丸 11:09 262m)→各務野自然遺産の森(11:52)→大岩山及び大岩見晴台(赤丸 12:48~13:05 336m)→小太山(紫丸 13:07 345m)→金山(黄緑丸 13:23 347m)→太平山(水色丸 13:30 314m)→岩坂山(黄色丸 13:48 244m)→須衛山(桃色丸 14:16 321.2m)→向山(茶色丸 14:33 311m)→駐車場着(14:59)

各務原の苧ヶ瀬池公園にやってきた防人とさきもりちゃんだ。トイレ休憩し、その後ストレッチして体をほぐす。

苧ヶ瀬池から今日登山しようとしている稲田山、御坊山を眺める。その背後には各務原アルプスが連なってる。

どんぐり山の麓の駐車場にさきもりちゃんを駐車して、登山開始。写真中央奥の山は前回登った芥見権現山だ。

登山道のない稲田山(橙矢印!背後は各務原アルプスの向山かな?)に取り付くために、写真中央の建物(サンバレーかかみ野)の背後に回り込む。

建物の背後の竹林の中の林道を進む。少し行くと林道分岐に到着。

分岐場所に来た。どうせ登山道ないので、ここから山に取り付くか。

取り付きから少し左手にトラバース気味に登り、この山塊の尾根筋に出て、そこを直登する。朝日がまぶしい。

登りきると、何となく踏み跡みたいなものが現れ、更に、赤テープが時折木の枝に巻き付けてある。

この高圧電線鉄塔の保守点検のための作業関係者のわずかな踏み跡があるわけだ。

高圧電線鉄塔の場所からわずかに南方向の視界が開けている。

高圧電線以東はピンク色のテープに変わり、西側から4つ目のピークが稲田山山頂であり、プレートが掲げられていた。

稲田山の東側は西側に比べて急である。一度、すってんコロリンして星が光り輝いた。目の前にはこれから登る御坊山が!

岩坂グリーンロード脇に降下してきた。この下りはかなり滑りやすく、木々をつかみながら集中力高めて下らないと危ない。

道路を渡り、小川を越えた辺りから御坊山の林の中に入り、急登開始。すぐにチャートの露岩帯に遭遇し、プチクライミング状態となり興奮する。

振り返ると、降下してきた稲田山東面の全貌を見ることが出来る。中央のチャート露岩帯に沿って降下したのだった。

心地よい岩棚で昼飯タイム。絶景である。岐阜市、伊吹山、関ケ原、養老方面のみならず、名古屋などの濃尾平野全体を眺めながらの昼飯は最高だ。

昼飯後、背後(写真)の岩場中央をクライムアップ。初級の岩場だが、チャートは層方向にはがれやすく、つかんだ岩がポロっと取れてしまうのでホールドを信頼することが出来ない。落ちたらヤバいので、三点を確実なものとして最大限の注意を払って登る。

チャートの露岩帯を必死に登り、その後の藪漕ぎに汗だくとなり、ゴソゴソさ迷っていたら、なんと、トレイルにひょこッと飛び出してしまった。なーんだ、御坊山にはしっかりしたトレイルがあったのだ。知らなかったぁー。

トレイルに沿って御坊山の東面を下っていくと、寒洞池下(南側)の橋の脇に降りてくる。逆に登るときは、初めての場合この取り付き口は見つけにくいかもしれない。

寒洞池だ。奥の山々は各務原アルプスだ。この池は何が釣れるんだろうかね?

寒洞池から各務野自然遺産の森までは東海自然歩道をのんびり歩く。

各務野自然遺産の森はこの周辺の山々に登る時の起点となる場所だ。

自然遺産の森から再び各務原アルプスに乗り上げて、まずは大岩山へ。

大岩見晴台からの眺めは日本一らしい。東西南北すべての方向に展望が効く。黄色矢印が中央アルプス、オレンジ矢印が御嶽、赤色矢印が乗鞍だね。

夫婦岩らしい。まあ、特徴的な岩が二つ並んでいると、まずは『夫婦岩』と名付けられるんでしょうなぁー。全国に夫婦岩はどれくらいあるんだろうか?

こっちは双子岩らしい。これも多いネーミングだね。ここからは西側の眺めが素晴らしい。目の前の一番高い山は(オレンジ矢印)は須衛山(321m)だが、疲れてきたところであれを越えるのは根性根性ど根性かな。

岩坂峠の辻(十字路)を突っ切り、午前中横切った高圧電線(オレンジ矢印)を再びくぐり抜ける。ここからちょっと行ったところが岩坂山。須衛山まではこの後、幾度となくアップダウンを繰り返すことになる。

須衛山への急登は、疲れた体には結構な負荷となる。ここには迂回路もあるので、その時点の残存体力で判断すればよいのだろうけど、ここで迂回しては防人が廃ると思って、必死に登ってきたのである。

須衛山から少し行くと、再び見晴らし台が。兎に角、犬山・岐阜間の山塊からは見晴らしがよいところが多いので、お茶タイムを楽しめるところだらけで、とってもおすすめですよ。

見晴らし台を過ぎ、向山を越えるとあとはひたすら下りになる。そして、鞍部にでると分岐となる。ここは各務原方面に舵を切る。少し行くと、県道17号線の桐谷坂峠に出る。

交通量が極めて多い県道17号線を横切り、脇の林道に入る。

林道からは稲田山の西端(オレンジ矢印)と各務原アルプスの山塊(青矢印)を垣間見ることができる。

林道を10分くらい歩くと、朝方さきもりちゃんを止めた駐車場に戻る。今日の午前中はルートファインディングやクライミングの技術系、午後の各務原アルプス縦走は、持久力系と総合的に試された一日であり、とても充実していましたな。
最近、防人は社畜化しており、仕事から帰って来てブログ書こうとするのだが、爆睡モードの連続で、2月4日の山行日記が今日(17日)やっと仕上げることが出来た。二月一杯休みなしの激務が続く😭。




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