Defender(バンパーフジホワイト化に伴う代車!ジャガー君 Eペイス・R-Dynamic SE D200についての感想)

Defender

 さきもりちゃんのお色直しにおける10日間弱の入庫により、ランドローバー京都が用意してくれた代車はJaguar E-Pace R-DYNAMIC  SE D200であった。10日間くらいだったが、1200㎞ほど走行したので、素人感想を残しておこうと思う。

 E-ペイス R-Dynamic を横から見た状態。ここは、12月8日、さきもりちゃんを迎えに行く途中の、琵琶湖水茎岡山城の近くの公園駐車場だ。
 フロントの面構え。全身真っ黒なので、何だかよくわからないが、都会的な雰囲気がプンプンする。
 リアも真っ黒だ。もちろん、ナンバープレートは白だが(ブログに載せるために、ナンバーは消してしまった)。
 ETCカードの差込口がわからず、必死に探してしまった。なんと、センターコンソールのボックスの中にあったのだが、このような場所に差込口があるというのは防人にとって初体験である。

 今回のE-ペイス という車は、ジャガーが昨今のSUVブームに便乗して投入したものらしい。すなわち、新興SUV群の一つなのだが、乗り心地はと言うと、四駆という味付けからは程遠いスポーティーな走りを堪能させてくれる。まず、エンジンと車体の相性は抜群で、踏むと軽やかに加速してくれて、極めて気持ちが良い。時速100㎞でエンジン回転数が1500であり、極めて静寂な感じであった。この状態から踏めば軽やかに加速してくれるので、煽られても大丈夫。120㎞でも全く安定しているので、ついついスピード出し過ぎてしまうので、免停に注意しなくてはいけないだろう。ステアリングの遊びは少なく、ハンドル操作に車が俊敏に反応する。おかげで、峠越えのヘアピンではこちらの思い描いたコースを忠実にトレース出来るので、思い切ってコーナーに飛び込んでいける。逆に言うと、日頃、ディフェンダーの遊びの多いおおらかなステアリングに慣れ過ぎていると、ちょっとした手の動きで車が反応してしまうので、直進時の安定性が悪い(正しく言うと、防人の手のふらつきを瞬時に車がとらえ、左右にふらついてしまうのだ。つまり、防人の手の直進不安定性を車が直ぐに体現してしまうのである)。また、サスペンションは硬めだからなのか(よくわからないけどね)、路面の状況が手に取るようにわかるので、これは防人好みである。ただ、荒れた直進路を走行しているとガタガタゴトゴトと小刻みに振動が伝わり続けるので、「林道走行では疲れてしまうのでは!」と思った。このような視点から、このE-ペイスという車は、四駆とは程遠い、スポーツカー的な味付けがなされた車だなあと思うのである(まあ、ジャガーが造る車なのだから当たり前か)。きれいに舗装されたクニャクニャ道をパドルシフトをカチカチやりながら走るのが極めて楽しい車であり、下りもディーゼルなので強力なエンジンブレーキが効いてくれるので、Dモードのまま、アクセルから足をはなすだけで十分な制動が得られることが多かった(もちろん、パドルシフトでカチカチやっても良いのだけれどね)。

 燃費は極めてよく、山梨・名古屋の行き帰りの平均はリッター17㎞!代車期間中を通しても16.2㎞であり、軽油なので燃料代も安い。今回さきもりちゃんを迎えに行くときの名古屋・京都間の下道燃料代(片道!)は1300円だった(代車は満タン返しだからね)。一度燃料満タンにした時の航続距離は900㎞を優に超える。日頃さきもりちゃんのハイオクを入れている我が身からすると、燃料費が安すぎてついつい長距離ドライブに出かけたくなってしまう(音響システムもE-ペイス SEはメリディアン装着だから、あの艶めかしい、臨場感ありまくりのつややかな音を楽しめたしね)。

 12月8日の復路は、我がさきもりちゃんとともに帰ったのだが、ハンドルの鈍感さ、アクセルを踏んだ時の鈍感さ、ブレーキを踏んだ時の鈍感さ(3D!?)が目立ち過ぎて、この10日間あまりの間にジャガー E-ペイスの機敏な反応を欲する体になっていたことを痛感した。体が元に戻るには、時間が少しばかり必要な感じの防人である。

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