Defender ドナドナ日記8 (まさかの三回目のエンスト!二度あることは三度ある)

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 三度目のエンスト!NO7で終わったはずのドナドナ日記を再び書き続けることになろうとは‼

 2024年3月19日午前8時頃、長野県の奈良井宿付近(食堂SSの駐車場にて)で三度目のエンスト(エンジンストール)が発生したのだ。この時は奥さんも同乗していたものだから大変だ。エンストを目の当たりにして、車もかなり振動したので(僕は慣れていて鈍感になっていたが)、相当に驚いたらしく「爆発するのではないかと思った」らしい。その驚きは怒りに変換され、

「高いお金を出して買ったのに、車の基本性能であるところの”走る”、”曲がる”、”停まる”の一番最初の”走る”ことが出来ないではないか。過酷な道を走破する以前の問題だ。返品してお金をそっくり返してもらえ」

とすごい剣幕であった。そう言う僕も二回目のエンストでの3カ月にも及ぶ長期入院で色々と考えることがあったので、再び、入院と思うと陰鬱な気分になった。ここで、今までのエンストについてまとめておこう。

1回目のエンスト 場所は長野県上田市 昼頃

 エンジンスタートして、路地を走り、赤信号待ちをする。その後、表通りに出て加速を始めて走り出した矢先、回転数が不安定なり、車が振動。アクセルを踏んでも出力上がらず、速度低下。最終的にエンジン停止して、道の中央で立ち往生。後ろに車が並び焦りまくる。スタートボタン押しても、セルがキュルキュルと回転するだけ。後ろの車に、トラブルを知らせ、一呼吸おいてスタートボタンを押すと、今度は普通にエンジン始動。エンジン警告灯点灯。すぐに駐車場に入れて、一時間後にエンジン始動すると、警告灯消灯。その後、全く問題なく動いた。大宰府までの3000㎞の旅もこなした。

2回目のエンスト 場所は愛知県新城市 三瀬明神山の登山口駐車場 夕方

 登山から戻り、エンジンスタートしようとすると、いきなりエンジンかからない。キュルキュルとセルが回転するだけで、うんともすんとも言わない。しばらく待ってスタートボタン押すとエンジンかかるが、回転数が不安定で、タコメーターの針が上下に動き、車も振動。徐々に回転数落ちて再びエンスト。その後、数回トライするもセルがキュルキュル回転するだけ。しばらくしてから、スタートボタン押すと、最初、不安定感あったが徐々に安定化し、エンジン警告灯点灯。以後、名古屋まで全く問題なく運転できた。途中、藤川の道の駅でトイレから戻って来てエンジン始動させると、警告灯消灯。

3回目のエンスト 場所は長野県奈良井宿 食堂SSの駐車場 朝8時ごろ

 食堂SSで朝飯を食べて、戻って来てエンジン始動。その後、エンジン不安定になり、回転数が落ちだすとともに、車が振動。奥さん焦る。そして、出力低下しエンスト。何度かスタートボタン押すも、セルがキュルキュル回転するのみ。しばらく(20秒ぐらい)待って、スタートボタン押すと、何事もなかったかの如くエンジン始動。エンジン警告灯点灯。この日の夕方、警告灯消灯。

 これらから規則性を見出すと以下のようになるか。

1.どれもエンジン始動時か、始動して数分後の間にエンスト発生

2.エンスト後、すぐにエンジンかからず、少し間を置くとエンジン問題なく始動する。

3.エンジン警告灯は1~6時間後には消灯。その後は全く問題なく運転できる。

 ディーラーの診断機には失火とかの表示は出るようなのだが、詳しい場所まではわからないとのこと。燃料ポンプとそのモジュールを交換し、配線を電磁遮蔽したが、三度目のエンストが起こってしまった。このような状況で原因究明できるのか?このエンスト繰り返しながら保証期間の3年が過ぎたら、一体どうなるか(常識的に考えて、「3年過ぎましたから有償修理です」なんて言うことはどう考えてもおかしいだろう。明らかに、メーカー製品の不良なのだから)?これから再び長期入院となるが、どれぐらいになるのだろうか?治るのか?また色々と考えてしまうかも!

 ただ、今回も営業のM田さんとサービスのM田さんの対応は速かった。その週の金曜日には京都から名古屋まで代車を持ってきてくれた。その代車はなんとディフェンダー90で、我がさきもり号と同じ色(タスマンブルーorバケツブルーorアルルブルー)である。グレードも、さきもり号より上のグレードのようで、ハンドルとか座席は革製で触り心地が良く、ダッシュボードは夜は間接照明で美しく輝く。さらに、音がやけにいいので、スピーカーの所を見てみると”MERIDIAN”と書かれているではないか。代車は凄く高級なディフェンダー90だったのである。

 なんだか、先が見えない激動のカーライフだが、このような状況も楽しまなくては(かなりやせ我慢しているが)ディフェンダー乗りとしては失格なのかもしれないな。今後このドナドナ日記がいつまで続くことになるやら。フゥーッ!ドナドナ日記NO9に続く。

 こっちがさきもりちゃん。サイドマウントギアキャリア―、ルーフキャリアが特徴だ。コメダの駐車場にて。
 こちらが代車のさきもり90だ。興味がない人には同じに見えるかもね。オーナーとしては全然違って見えるのだけどね。
 再び、さきもりちゃん。ホワイトのスチールホィールがカワイイ(オーナー馬鹿)。
 こっちは代車の90。ホィールが違うだけで、同じ色の車でも雰囲気が全然違うね。
 夜になると、ダッシュボード背面がライトアップされて美しい。バックするときなどはバックミラーが自動調整されて、見やすい位置に変化する。雨が降っているとリアのワイパーも稼働して、見やすくしてくれる。音響システムはMERIDIANでジャズとかすごくいい感じだ。兎に角、高級だ。しかし、これらのことは「ディフェンダーのイメージではないかも」。まあ、この台詞は、自分のさきもりちゃんが一番だと言いたいだけのオーナー馬鹿のたわ言なのかもね。

コメント

  1. てんぷらさん より:

    3回目のエンスト対応お疲れ様です。
    奥様の悪路走破性より、基本の走ることができないはまさにピッタリ、ドンピシャの回答ですね。おっしゃる通りですね。
    でもダブルM田氏の対応は素晴らしいと思います。ディーラー、担当者の人柄に尽きると思います。
    90とは粋ですね。
    この車はファブリックシートと鉄チンと簡易的な装備が一番です。

    私の方のエラーは、レーダー探知機のせいにされました(笑) OBD2に直接接続してませんか?接続してません。
    ・・・その後連絡は途絶えております。

    お互い5月以降復活できるといいですね。

    • さきもり さきもり より:

      てんぷらさんに言われてみると、改めてランドローバー京都、というか、二人のM田さんの対応力の素晴らしさがわかります。そういう、恵まれた環境にいると、こうするのが当然だという感覚になってしまい、客観的に見れなくなってしまいますからね。有難い限りです。
      てんぷらさんのエラーは、OBD2に直接接続していないなら、レーダー探知機は全く関係ないですよね。であるなら、原因は別なところなので、すぐ連絡欲しいところですが、・・・。まあ、兎に角、早く回復してもらいたいです。
      こちらのさきもりちゃんはまたしばらく入院ではないかなあ!5月には退院できているかどうか微妙かも。まあ、代車の高級さきもり90を鑑賞する会なんていうのも面白いかもしれませんが。

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