通勤途中の花見(Cafe Lagrange 番外編NO1)

Cafe Lagrange 晴耕編

連日春爛漫で、桜満開の中、職場に自転車で通勤していると、途中の桜の木の下でCoffeeをどうしても飲みたくなってしまった。3月は連日忙しいのであるが、時間は作るものである。早朝から仕事の準備を効率よくこなし、いつもより少し早めに家を出発。仕事道具を入れるリュックの中はほとんどコーヒーの道具ばかりで、仕事道具は申し訳程度に脇にちょこっと入れてあるだけだ。矢田川のサイクリングロードに沿って下り、名鉄瀬戸線の鉄橋手前に一本の桜の木を発見。ここでCafe Lagrangeオープンとするか。

のんびりした風景だ。暖かいし、風はないし。言うことなし。

家にあったフィナンシェやチョコレートをお供に!

ドリップしていたら、桜の花びらが一枚。風流だな。枯草も入ってしまったけど!

鉄橋を瀬戸電が何回も行ったり来たりしていた。電車で通勤していると、このような花見場所を見落としてしまうよね。自転車や歩きはその点最高だ!それに、健康的だしね!

コーヒー飲みながら桜を見たり、鉄橋を行き来する瀬戸電を眺めたり、20分ほどポヨヨンとする。その後、道具をリュックに詰め込み、矢田川の堤防道路を下流方向にのんびりと自転車をこぐ。上飯田の所の橋を名古屋方面に向けて渡り、黒川樋門から御用水のところの散歩道を走る。少し行くと、大福屋さんの屋台を発見。この大福屋さんは、コロナ前、桜の咲くころはここ御用水の脇にいつも屋台を出していたが、コロナ期間中のこの二年間は全く見かけなくなっていた。もう辞めてしまったのかなあと思っていた矢先だったので、うれしくなり、イチゴ大福二個をついつい買ってしまった。聞くところによると、この場所に店を出すようになって(桜の時期だけだが)、もうかれこれ30年目だという。

矢田川の堤防道路は、風ない時は最高だ。

上飯田の所の橋から、矢田川上流を見る。

黒川樋門だ。

景観重要建造物らしい。

黒川樋門から下流の御用水の流れを見る。

御用水脇に桜の季節だけオープンする大福屋さん。イチゴ大福以外にもチョコレート大福、豆大福、メロン大福、ポン菓子など色々売っている。

コーヒーも美味しかったし、大福屋さんも復活していたし、満ち足りた気分で職場にたどり着くと、三年前まで職場にいた女性二人が顔を題していた。

「お久しぶりです。防人さん。手に持っているのは何ですか?」

「アッ、コレッ!イチゴ大福」

「わあー、美味しそう」

「たッ、食べたい⁉」

「有難うございます。流石、防人さん。私たちが来ることを察知してくれていたんですね」

なわけないだろう。あーあっ!明日また御用水の所の大福屋さんに寄ろうッ‼

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