Defenderピヨピヨ日記(NO70 根尾方面林道の”洗い越し”とのんびりとした夏のひと時)

Defender購入後日記

 夏になると何となく出かけてしまう場所がある。それが根尾川の支谷である能郷谷である。最近ではコロナに苦しめられた病み上がり後に訪れて渓水に足を浸してのんびりしたことが記憶に新しい。また、トクチンと能郷白山にこの能郷谷経由で登山したとき、下山時に林道途中にいくつか横たわる”洗い越し”にパンツ一丁になって横たわり、清冽な渓水に汗まみれになった体を浸した時の気持ちの良さと言ったらなんと表現したらよいものか。まあこんな経験が積み重なってきて、この能郷谷は夏を気持ちよく過ごすための必須の谷として防人とトクチンの心に刻まれていったわけである。

 これが"洗い越し"ですぞ。この根尾周辺の林道には多数存在します。人が歩いて渡ることは想定外なのか?
 能郷谷を横切る"巨大洗い越し"を越えて、目的地に到着。見上げると白い雲(フジホワイト?)と夏の空(タスマンブルー?)が広がっていた。

 能郷谷へは、天下の酷道として、落ちたら死ぬ酷道として名を馳せる『国道157号線』で本巣、根尾断層、樽見の薄墨桜、と越えて行き、能郷白山神社の所から脇道に入っていくのだ。ちなみに、国道157号線が酷道となって牙を向いてくるのはこの脇道分岐を過ぎてからなので、そういう意味ではこの能郷谷へは気楽に到達できるわけである。そして、国道157号線にしろ、この能郷谷林道にしろ、共通して現れる特徴的なものに”洗い越し”がある。これは谷を流れる川と道が交差するとき、普通は川の上を橋などで道が横切るのであるが、この地域では川が道の上を横切るのである。言い方を変えると、道の上を流れる川が存在するのだ。確か、イギリスにもこの”洗い越し(フォード ford)”が存在していて、かなり深い”洗い越し”では車がスタックすることが頻発するようで、それをレッカーする車が待機していたり、周囲にはそのすったもんだを楽しもうと観客が湧き出してきていたりとかなり有名で人気スポットになっているように見受けられた。この能郷谷林道にも”洗い越し”がいくつかあり、特に能郷谷を横切るという”巨大な洗い越し”も存在していたりするのだ。まあ、この”巨大洗い越し”は一般車が侵入することは絶対無理であるが、さきもりちゃんのような四輪駆動車は大丈夫である(周囲の草木で傷つく可能性は大だし、ハンドル操作誤るとアウト!)。

 洗い越し沿いでくつろぐトクチン。自然を楽しんでいると思ったらスマホいじってんじゃあねェーかッ!
防人はガーリックライスと銀座のカレー、ポタージュ、大山ウィンナー。トクチンは唐揚げ、コロッケ、おにぎり、大山ウィンナー。
 谷にいるとどうしても探釣してしまいたくなるのは釣り師の性。周囲200mくらいを探るも、二匹のちびアマゴ以外無反応。
 洗い越しの上で爆睡するトクチン。極めてのんびりした時間が過ぎ去っていく夏の日。赤とんぼも飛び出し始めていた。

 そういえば、この能郷谷は頻繁に通っているのだけど、今まで釣りをしたことがなかった。あまり釣れない川だと聞いていたのだけど、今回、くつろぎスポット(昼飯を食べてのんびりした場所)周辺で毛ばりを投げ込んでみた。そうしたところ、案の定という感じでお魚さんの反応は遠くて、二度ほど小さなアマゴ君が毛ばりをつつきに来ただけであった。この能郷谷は夏のくつろぎスポットとしては最高だが、釣り場所としていまいちな場所なのかもしれない。そんな訳で、今回、釣りはほどほどに川でのんびりすることに多くの時間を割いたのだった。

 さて、"洗い越し"を越えて帰りますか。ここは慎重に運転しないとね。
 上(or左)の写真の車の位置で、"洗い越し"を運転席から見るとこんな感じ!
 "巨大洗い越し"を越える最中のさきもりちゃん。渓水を浴びて気持ちよさそうだ。

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